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関東在住のダイバーにおすすめ!神奈川県ダイビングベストスポット厳選5

皆さんこんにちは!
ドルフィンアイズダイビングスクール、インストラクターの大川です。
突然ですが私、産まれも育ちも静岡県の伊豆です。
もちろんスキューバダイビングも伊豆で始め、伊豆で経験を積み、伊豆ダイバーとして成長しました。
独立して自分のお店を神奈川県にオープンしてからも、正直「神奈川は潜るところではない」と勝手に決めつけて全く潜りに行きませんでした。
しかしそんな私に転機が訪れます。秋…夏の忙しさが一区切り着いた頃、近くに新しいダイビングサービスがオープンしたのです。
「まぁ行ってみっか」
そんなノリで潜った初めての神奈川の海。



衝撃でした!

伊豆ではあまり見ない魚がいる!
人気の魚もいる!
岩質も違う!
何より近い!

「伊豆まで行かなくてもこんなに素晴らしい海がこんなに近くにあるじゃないか!」

それから神奈川のダイビングポイント開拓が始まりました。
今回はたくさんある神奈川のダイビングポイントの中から厳選した「神奈川県ダイビングベストポイント5」を発表したいと思います。

目次


  • 5位
  • 4位
  • 3位
  • 2位
  • 1位
  • まとめ

第5位 石橋(ビーチ、小田原市) と根府川(ビーチ、小田原市)


ランキングののっけから2つのポイントが同率でランクイン!なぜか?

実はこの2ポイントは他のエリアではお目にかかれないものが海中に沈んでいます。
それも両方とも歴史を感じる人工物。

まずは「石橋」から

石橋には特別な石が沈んでいます。
それは江戸城の石垣用に切り出された石なんです。



それも複数個で、今なお未発見の石があると言われています。
江戸時代が始まった1600年、石橋のある小田原市から伊豆にかけては良質な石を切り出すことができたため、石の切り出しが盛んに行われていました。

現在の石橋付近には石を江戸まで運ぶ船着場があったようで、積載作業中に海中に落としたか、船が転覆したのではと考えられています。
沈んだ石は現在では風化もしていますが、ある着眼点に気をつければ見つけることができます。



詳しくはストーンピットコースを受講してみて下さい。
どのようにして大きな石が切り出されたのか?
切り出された石の特徴は?
採石場にも行ってみます。
ちょっとした宝探し気分が味わえますよ。

次に「根府川」です。

根府川には悲しい過去があります。
1923年9 月1日午前11時58分、東京発真鶴行き熱海線の列車(蒸気機関車と客車8両)が根府川駅のホームに入線しかけたところで地滑りによる土石流が根府川駅ごと列車を飲み込みました。 関東大震災です。駅舎、ホーム、列車もろとも海中に没し、わずかに残ったのは最後尾の2車両のみと言う状態だったそうです。
その後機関車は引き上げられましたが、ホームは今もそのまま海中にあり、現在ではたくさんの魚の住みかとなっていてダイバーを楽しませてくれています。

 

そんな歴史に触れたり、水中人工物に興味のある方はレックダイビングコースを受講すると良いでしょう。
歴史背景や沈んだホーム、機関車の話、そして裏話など勉強になりますよ。

MAPはコチラ


4位 城ヶ島(ボート、ビーチ、三浦市)


第4位は東京湾と相模湾を隔てる三浦半島の先端にある城ヶ島です。

2つの湾の特徴を両方とも楽しむことができる珍しいダイビングポイントです。
東京湾側にはたくさんのウミウシ類が住み着いています。1ダイブで30種類以上!なんてことも。マクロものが多く、落ちつてじっくり潜るのが好きなダイバーにオススメですよ。




一方、相模湾側は潮通しが良いため比較的透明度が良く、ワラサ、アジ等の回遊魚と多く出会うことができますが、タツノオトシゴの仲間などマクロものも多く、1ダイブでは潜り足りないほど広大なポイントです。 ボートポイントでは流れが速くなったり、潜降浮上に特別なテクニックが必要になることもありますので、安心して楽しめるようボートダイビングコースを受講すると良いでしょう。

MAPはコチラ


3位 逗子(ボート、逗子市)


ワイド派もマクロ派も地形派もみんなで楽しめるのは第3位の逗子です。
その代表ポイントは馬の蹄の形をした「オオタカ根」です。
水深30mの砂地に高低差20mの岩礁が垂直にそびえ立っていて、北側の壁にはオレンジ色の綺麗なイボヤギの群生が、その壁は水深30mまで落ちており大型のクエが泳いでいたりします。またウミウシの数はハンパなし!あちらこちらにカラフルBodyを見つけることができます。



「ウミウシをなかなか見つけられなーい」と言うダイバーはぜひ潜ってみて!絶対にみつけられるハズですよ。
魚の群れは水底、中層、上層と全ての場所で見ることができ、小高い根をバックしにて撮影してみると驚きの写真が撮れたりします。 実はちょっとしたことを気をつけるだけで水中写真は劇的に変わります。詳しくは水中写真コースを受講すると良いでしょう。

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2位 琴ヶ浜(ビーチ、真鶴町)


実は日本のスクーバダイビング発祥の地と言われているのが第2位の「琴ヶ浜」です あらかじめ言っておきます。琴ヶ浜の水深は浅めです。水深10mから水面まで立ち上がっている大きめなサザエ根と言う岩山が1つありますが、その他は大きい岩がちょいちょい点在しているくらいで「ダイナミック!」とは言えません。ポイントもビーチの1ヶ所のみ、ボートポイントもなく、ダイビングエリアとしてはそんなに広くもありません。
それなのにどうして2位なのか?



それはズバリ魚影の濃さ、魚の数が多いんです。そして、サプライズのある海なんです。
真鶴エリアは素晴らしい漁場です。それだけ魚が豊富に獲れると言うことです。
潜るとすぐにマアジやイシダイなどの美味しい魚をはじめ、スズメダイやネンブツダイなどの群れる魚、そしてミノカサゴやクマノミ、キンチャクダイなどの見て楽しめる艶やかな魚など、次から次に出会う魚に飽きることはありません。



また、ドチザメやサカタザメ(とは言ってもエイの仲間)、ネコザメなどが出現することも!
ベストシーズンの秋には透明度が上がり、南の海から流れ着いた魚もMAX!そして冬〜春にはダイバーに人気のダンゴウオまでやってきますのでこの季節はドライスーツで快適に潜るのがおすすめです。詳しくはドライスーツコースを受講すると良いでしょう。

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1位 岩(ビーチ、ボート、真鶴町)


2位の琴ヶ浜と同じく真鶴にある素晴らしいダイビングポイントが「岩(いわ)」です。
真鶴の中央部に位置する岩は2つのビーチポイントと4つのボートポイントがあり、ポイントによって様々な水中景観を楽しむことができます。
まずビーチポイントは比較的浅く、最大水深は頑張って12m程度で初心者も安心して入ることができます。



水中は浅い場所は岩場、水深10m〜平たい砂地が広がっていて、幾つかある漁礁にはクマノミやミツボシクロスズメダイ、イソギンチャクエビがいます。またここはクリーニングステーションにもなっていて、自分の体を綺麗にしてほしい魚達が続々と集まってきます。このビーチで現在、当スクール独自の漁礁を作るプロジェクトが進行中です。
石を運んできて積み上げ、イソギンチャクを移植します。2017年に始めましたが、既にたくさんの生物の住処になっていますよ。興味のある方はイソギンチャクコースを受講すると良いでしょう。
そして岩場では「ハナタツ」が見れます。タツノオトシゴの仲間で見た目はまさにタツノオトシゴです。他のポイントではなかなか見ることができないこの子も、意外と簡単に遭遇できますよ。



一方ボートポイントでは大きな人工漁礁が2つ、1つは「トライアングル」もう1つは「鉄骨番長」です。
 
2つの漁礁は魚達の格好の住処
 
広い砂地に突如として設置された2つの漁礁は魚達の格好の住処で、イサキやワラサ、マアジにマダイと言った美味しそうな魚から、大きなコブダイ、エイ、キンギョハナダイやスズメダイの群れと挙げればキリがないほどの魚影です。また色とりどりのソフトコーラル(柔らかいサンゴ)も元気元気!
でも気をつけたいのは水深、特に鉄骨番長は最大が31m、トライアングルでは20m、化け根(ばけね)で22mと平均水深が深くなり、体には窒素が溜まりやすい状態となります。
 
特に2ボートダイビングするなら尚更です。そこでナイトロックスの使用をおすすめします。ナイトロックスは窒素が少なく酸素が多いダイバーにとてはとてもメリットがある気体ですが、使用できるポイントは限られます。
モチロン岩は問題なし!詳しくはナイトロックスコースを受講すると良いでしょう。



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まとめ



神奈川県にはたくさんのダイビングポイントがあります。そしてそれぞれに特色があります。首都圏に住むダイバーにとっては関東ダイビングのメッカ「伊豆」よりも近く、行き帰りが楽です。伊豆に比べると平均透明度が悪い、ウネリが入りやすいなどのデメリットもありますが、魅力ある海なのは確かです。
あなたはどんなダイビングが好きですか?
神奈川の海にはそれを叶えてくれるポイントがあると思いますよ。

筆者:大川 厚

 

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