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始める方必見!スキューバダイビングのライセンスとは?種類とは?

ダイビングを始めてみたいと思ったら、まずは「ライセンス取らなきゃ!」と思う方が多いと思います。今回はスキューバダイビングのライセンスについてお話ししていきます。

目次

ライセンスは存在しない?
Cカードとは?
指導団体とは?
どんな種類があるのか?
ダイビングショップ選びの注意
まとめ



ライセンスは存在しない?

ダイビングを始めてみようと思ったら、「ライセンスと取ろう!」と思うかもしれません。一般的に「ダイビングライセンス」とか「ライセンスカード」と呼ばれていますが実は正しくありません。
正確には認定証と言います。英語ではCertification Card(サーティフィケーションカード)と言い、この頭文字をとってCカードと呼んでいます。このブログではこれから「Cカード」と呼ぶことにします。

ライセンスとは公的な団体が交付するもので、試験を行い基準を超えた方に渡される免許のことです。取得した人には特別なことができる権利が与えられますが、反面やってはいけないことをすれば法律で罰則が与えれます。また、定期的な更新も必要な場合が多いですね。



Cカードとは?

一方、Cカードは民間のダイビング指導団体(詳しくは後でお話しします)が発行するもので、筆記テストはあるものの基準に満たなかった場合は解説を聞いた上でその日のうちに再試可能ですし、実技試験はなく担当するインストラクターが海洋実習で「教えたことが海中でも出来たかどうか」を確認するだけの内容です。

そもそもCカードの目的は

その講習を
受講時のコンディションで
海中で一通り一度はできました

を証明するだけのものです。
ですから更新もありません。一度取得すれば一生涯ずっと有効なんて本当のライセンス(免許証)ならあり得ないことですね。



指導団体とは?

ダイビング業界にはダイビングに対しての考え方や教え方が違う「指導団体」が幾つもあります。指導団体は教材の開発やCカードの発行をしています。ダイビングショップやダイビングスクールは必ずどこかの指導団体に加盟していて、その指導団体の教材を使い教え、講習が終了するとその指導団体の発行するCカードをお客様に渡しています。

どこの指導団体が発行するCカードでも基本は問題ありませんが、中には特定のショップだけしか通用しないCカードを発行している団体もあり注意が必要です。
選び方としては「世界中どこの国でも通用するカード」を発行している団体を選べば安心です。
SSI(エスエスアイ)、PADI(パディ)、NAUI(ナウイ)、BSAC(ビイエスエイシイ)は世界中で名前が通っているだけでなく、しっかりとした教材も揃っていて安心です。

せっかく取得するものですから、安心できる指導団体の発行するカードが良いですね。

ちなみに当スクールではダイビング指導団体「SSI(Scuba Schools International:エスエスアイ)」に加盟しています。SSIは世界的に有名な団体の1つで世界中どこでも通用するCカードを発行しており、お客様にご迷惑をお掛けすることがありません。
また、フリーのインストラクターが一人もいない団体でインストラクターは必ずどこかのスクールに所属していますから、悪い意味でテキトーな講習になることもありません。更にレベルアップするのに「経験本数(潜った回数)」が条件にある唯一の団体です。経験もないのにレベルが上がるってことはあり得ませんものね。



どんな種類があるのか?

先にお話しした指導団体、実は日本だけでも数10団体程度あると言われており、それぞれが独自の名前を付けたCカード取得コースを開催してします。更にダイビングを始めるにあたって一番最初に取得するのもCカードですが、その後自分のレベルアップコースが終了すればまた別のCカードが発行されるため、ダイビングをこれから始める方々からすると「訳が分からない」と言うことになります。

そこで皆さんがこれからどのCカードを取得すればよいかわかりやすく解説します。

★これからダイビングを始める方
「スクーバダイバー」もしくは「オープンウォーターダイバー」
ダイビングに必要な最低限の知識、技術、経験を得るコースでダイビングの登竜門

スクーバダイバー:水深12mまででダイブリーダーと一緒に潜る制限がつく
オープンウォーターダイバー:水深18mまでで同じCカードを持った者同士で潜るバディダイビングが国際的には認められているが、日本国内では難しい。

★既に一度Cカードを取得したことがある方でレベルアップしたい方
「アドヴァンスドアドヴェンチュアラーコース」「アドヴァンスドオープンウォーターダイバーコース」「スペシャルティコース」
アドヴァンスと名のつくコースは5つの体験型のダイビングが経験できるコースです。すぐに海外や沖縄にダイビング旅行に出かけますと言う方に最適です。
スペシャルティコースはもっと専門的なコースで自分のやりたいダイビングを叶えるコースです。例えば「もっと深く潜りたいっ!」「ナイトダイビングをやってみたい」などです。


★ダイビング業界で働きたいと言う方
最終的には「インストラクターコース」を終了しておく必要がある。インストラクターコースに入る前に終了しておかなければならないコースもあるので、お世話になるダイビングスクール、ダイビングショップなどで詳細に聞くことをお勧めする。



ダイビングショップ選びの注意

絶対にやってはいけないことは「値段で選ぶ」こと
Cカードを取得コースを開催するのに色々な経費が必ずかかります。コースにもよりますが数万はどうしてもかかります。海洋実習地が遠ければなおのことです。それなのに1万円代などと表記しているショップは機材販売で利益を出している証拠ですからコース中に執拗に機材購入を迫られるかもしれません。
自分の機材を所有することはとても重要なことです。レンタルで十分に楽しめる海はないと思ってください。よく考えれば自分の命を預けるものをレンタルすると言うこと自体普通ではありません。Cカード取得コース中に自分の機材で習えれば慣れも早く、一番安全な方法だと言えます。しかしながら、お客様が心の底から「欲しい」「必要だ」と思わない状態では押し売りに近いですよね。

次に、できれば「一度お店に行ってみる」こと
これからお互いに命を預け合うコースを開催、受講することになります。
どんな雰囲気のショップなのか?
担当するインストラクターなどんな人間なのか?
自分の考えとお店の方針は合っているのか?
ホームページだけでは絶対に伝わらないことを話しをして、肌で感じてみて下さい。
人間と人間の付き合いはそう言うものだと思います。

「ライセンス取得」表記にも要注意
そもそもライセンスではないものをライセンスと称して販売していることは一歩間違えば詐欺です。
当スクールでは「Cカード」や「ダイビング初心者カード」と表記し、お客様に間違った情報を流さないように努めています。ホームページに「ライセンス取得」と書かれているダイビングショップには注意が必要です。



まとめ

スキューバダイビングは陸上の動物である人間が、通常では生きていけない水中に、特別な機材を使って長い時間潜ることができるアクティビティです。
それは冒険に近いかもしれません。きっと素晴らしい人生経験を積むことができるハズです。
これからダイビングを始めたいと思う皆さんの為に、このブログが一助となれば幸いです。


筆者:大川 厚

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スキューバダイビングの耳抜きとは?



青く澄んだ水と白い砂、サンゴの森にたくさんのキレイな熱帯魚達、ぼーっと見て癒されていると、上にはみんなに人気の「マンタ」が優雅に泳いでやってきた…。
スキューバダイビングで入る海中世界は陸上では絶対に味わうことができない、非日常の世界です。のんびり、ゆったり、大自然と一体になる極上の時間を味わってくださいね。
そんな時間を味わうために絶対に避けて通れない作業(技術)が今回お話しする「耳抜き」です。
それでは耳抜きとはどう言ったものなのか?詳しく見ていきしょう!
 

目次

  • 耳抜きのための物理〜陸上編〜
  • 耳抜きのための物理〜水中編〜
  • そもそも耳抜きって?
  • 耳抜きの方法
  • 耳抜きが苦手な方へ
  • まとめ

耳抜きのための物理〜陸上編〜

耳を抜く…ここだけ聞くと体を壊してしまいそうな言葉ですが、実際には「体を壊さないように行う作業」です。

なぜダイビングでは耳抜き必要なのか?
これを理解するには簡単な物理を理解する必要があります。
物理!!!もうこれだけで降参!!!という方が多いと思いますが、実は超カンタン!
まずは聞いてください。ポテトチップスの袋を高い山の上や、高い所を飛ぶ飛行機の中に持っていくとどうなるかご存知ですか?
 
「膨らみます」
「パンパンになります」が正解です。

なぜ袋は膨らんだのでしょうか?
 

引用元:http://maso-kinopio.blogspot.jp/2011/02/
 
これは気圧(空気の圧力)のせいです。袋にかかっていた気圧が少なくなったからです。気圧は外から押してくる力です。力が大きければ袋は萎みますし、力が小さければ膨らむわけです。

気圧と言ってもピンとこない方は「重さ」に置き換えて考えてみましょう。実は空気にも重さがあって、1リットルで約1.2gです。ちょっと驚きですね!空気は陸上ならどこにでも存在しますが、量はマチマチです。
 
高い山に行けば「空気が薄くなる」と言う話はご存知かと思います。つまり高い山の上の空気の量は少ないと言うことですね。空気が少なくなれば、空気の重さは当然軽くなりますし、気圧も低くなったと言うわけです。
 

耳抜きのための物理〜水中編〜

さぁではいよいよ水中に入った状態を考えてみましょう!



水中の圧力はどうなるでのしょうか?
水中では水圧(水の圧力)がかかります。

水は空気に比べて重いですよね。空気の重さは1リットルで1.2gでしたが、水では1kgです。ものすごい差です。ですからダイバーが潜っていくと急激に水圧が大きくなってしまうのです。
ここでポテトチップスの袋を思い出してみましょう。

高い山へ行った時とは逆に、圧力のかかった袋は萎むわけです。人間の体の中のはこの袋に似た部分があります。

そう、耳です!!
鼓膜と言う薄い膜があり、内側には空気が溜まっています。
 
ここが袋と同じ状態になってしまうのです。潜れば潜るほどどんどん萎んでしまします。そのままだと最後には鼓膜が壊れてしまいます。そこで行うのが「耳抜き」なのです。


そもそも耳抜きって?

耳抜きは萎みかけた耳(鼓膜)の内側に空気を送り、元の大きさに戻してあげる作業です。
実は鼓膜の内側は「耳管(じかん、ユースタキー管とも言う)」と言う管で喉と繋がっていて、ここが開くと喉から耳の内側に空気が流れ込み、萎んだ耳(鼓膜)は元に戻ります。耳管は通常閉じているので、必要な時に開いてあげる作業が必要です。これが耳抜きなんですね。


耳抜きの方法

耳抜きのやり方はその人それぞれです。

①あくびを咬み殺す

②つばを飲み込む
③アゴを左右に動かす

④鼻をつまんで息が漏れないようにし、鼻息で小鼻が膨らむようにする
などです。
一つの方法で上手くいかない場合は併せて行うと良いでしょう。例えば④と③を同時に行うなどです。


耳抜きが苦手な方へ

耳抜きが苦手という方は「耳抜きのタイミングが遅い」のかもしれません。
耳抜きはやりすぎてダメということはありません。水深が変わったらどんどんやりましょう。
抜けたのかどうかよくわからないという方もいます。このような方は「耳に軽い違和感を感じる水深」で止まって耳抜きしてみてください。違和感がなくなれば耳抜きが成功しています。
「どちらか片方の耳が抜けない」という方は抜けない方の耳が水面に向くよう上にし耳抜きします。私の経験では首をしっかりカクッと曲げたほうが抜けやすいです。
また、耳(鼓膜)に外からの圧力がかかりすぎた状態では耳抜きしづらくなり、耳に痛みがある状態ではまず抜けないと思ってください。こんな時は痛みがなくなる水深まで浮上して再度耳抜きしてみます。
 
 

まとめ




耳抜きは人それぞれやりやすい方法、やりづらい方法がありますので、抜けづらいと言う方は色々試したり担当インストラクターに相談してみてくださいね。
そして、今は耳抜きが苦手という方でも、練習するたびにどんどん抜けやすくなります。是非日常生活で耳抜きの練習を毎日やって見てくださいね。


筆者:大川 厚

ダイビング初心者必読!ダイブコンピューターについて



 「コンピュータ」と聞いて皆さんの頭の中に出てくるイメージはどのようなものでしょうか?
本体とディスプレイ、キーボードとマウスがあって…
もしくはスマホやタブレットを想像する方もいらっしゃるかもしれません。
いづれにせよコンピューターは水に弱い、そんなイメージもあるかと思います。
 でも現代のダイバーは「ダイブコンピューター(略してダイコン!?)」なるものを持って潜っています。一体全体、ダイバーはなぜコンピューターを水中に持っていくのでしょうか?そしてなぜ必携なのでしょうか?

 今回のコラムではその辺りをお話ししていきたいと思います。


目次

  • そもそもダイブコンピュータとは?
  • 減圧症に罹ってしまうのはどんな時?
  • 自己所有するのが当たり前?
  • まとめ

そもそもダイブコンピュータとは?


 まず、初めにダイブコンピュータとは何なのかをご説明します。
 あまり知られていないことですが、実はコンピュータとは「計算機」のことです。水中である計算をずっとし続けてくれるのがダイブコンピュータと言うわけです。
 それでは何の計算なのでしょうか?
 実はダイビング中、吸い込んだ空気の中に含まれている「窒素」が体の中の様々な部分に蓄積されていきます。空気には当然酸素も含まれていて、酸素は体の中に入って生きるために使われ、二酸化炭素として出ていきます。しかし、窒素は何の役にも立ちません。
窒素として体の中に溜まり、浮上後は窒素として出ていきます。ここだけ聞くと何の問題もないように思えますが、窒素が原因となって俗に言う「潜水病」、正確には「減圧症(げんあつしょう)」や「潜函病(せんかんびょう)」と言う病気に罹ってしまうのです。


減圧症に罹ってしまうのはどんな時?




  • 窒素を溜めすぎた(深く潜りすぎた、長く潜りすぎた)
  • 窒素を溜めた状態で急浮上した
  • ダイビングとダイビングの間の休憩が短かった
  • ダイビング後、飛行機に乗ったり高い山に登ったりした
 
このような状態にならないよう、ダイバーをアシストしてくれるのが「ダイブコンピュータ」です。
 
窒素を溜めすぎた(深く潜りすぎた、長く潜りすぎた)
 
 ダイブコンピュータには水圧センサーが内蔵されており、現在の水深と潜り始めてからの経過時間を知ることができます。このデータを元に、今どのくらいの窒素が体内に蓄積されているのか随時計算します。計算で出た答えは画面に「あと何分潜ったら減圧症になりやすくなるのか」と言う意味の無減圧限界時間で表示され、窒素を溜めすぎないようダイバーを安全方向へ導いてくれます。
 
 
窒素を溜めた状態で急浮上した

 
 浮上スピードは9m/分が良いとされており、速すぎても、遅すぎても良くないのです。そして自分のスピードがどのくらいなのか、非常にわかりづらいのが現状です。ダイブコンピュータはダイバーが浮上を開始すると自動的に浮上スピードを表示し、スピードオーバーなら警告音を出してダイバーに注意を呼びかけてくれます。(機種によっては音が出ないものもあります)
 
 
ダイビングとダイビングの間の休憩が短かった
 
 その日の最初のダイビングを終え陸上で休憩すると、呼吸によって窒素は口から出ていき、ダイバーの体はどんどん減圧症になりづらい状態になっていきます。しかし、短い休憩しかせず次のダイビングをすれば、多くの窒素を体内に残したまま次の窒素が溜まることになり、減圧症になりやすい状態になってしまいます。ダイビングコンピュータは休憩時間を表示し、ダイバーが短い休憩時間とならないようアシストしています。
 
 
ダイビング後、飛行機に乗ったり高い山に登ったりした
 
 ダイビング終了後すぐに標高の高い場所へいくことで減圧症になってしまう事があります。細かい理由はここでは説明しませんが、特に飛行機搭乗は要注意です。一般的にダイビング終了後の飛行機搭乗は18〜24時間経ってからが良いと言われています。ダイビング後、ダイブコンピュータの画面を見ると「今、飛行機乗っては危ないですよ」と言うマーク表示が出るものが普通で、ダイビング時だけでなくその後もダイバーをアシストしてくれます。

 
他にも色々な機能がありますが、計算機としての主な役割はこんなところで、これがダイバーがなぜダイブコンピュータを持って潜るのか?なぜ必携なのか?と言う理由でもあります。


自己所有するのが当たり前?


ダイブコンピュータをレンタルして潜ることは非常に危ない事です。
他のダイビング器材と違って、ダイブコンピュータは機種それぞれで使い方が変わります。
表示される数字の意味がわかっていなかったり、設定が間違っていれば一緒に持って潜る意味が全くないばかりか危険な状況になる可能性もあります。
そのために自分のダイブコンピュータを購入し、画面に出る数字の意味や使い方を早く覚えて、ダイビングの時は必ず自分の慣れ親しんだダイブコンピュータで潜るようにしてください。
これは初心者でも熟練者でも同じ事です。むしろ初心者だからこそ慣れが遅いので早く購入するべきです。



まとめ


 使い方のわからないダイブコンピュータをレンタルして潜ることは非常に危ない事です。
「これからダイバーになりたい」「既にダイバーだがダイブコンピュータは自己所有していない」と言う方は早めに購入してどんどん慣れて行って下さい。また、ダイビングスクールでダイブコンピュータコース(スペシャルティ)を受講して、自分のダイブコンピュータがどんなものなのか?使い方は?などしっかり教えてもらい、理解して下さい。

 自分の体を大切にして素晴らしいダイビング経験を積んで行ってくださいね!


筆者:大川 厚

未経験の方へ,体験ダイビングとファンダイビングの違い



沖縄や南の島へ旅行に行った時に「体験ダイビング」をした経験のある方は多いと思います。
 
青いキレイな海、たくさんのサンゴ、そのサンゴに暮らしているカラフルな魚たち、砂はどこまでも白くまさに純白、そんな海での体験ダイビングは一生心の中に良い思い出として残ることでしょう。
 
でも、そもそも体験ダイビングって何なのでしょうか?
ダイビングはCカード(ライセンス)を所持していなければできないものではないのでしょうか?

今回は「体験ダイビングとファンダイビングの違い」についてお話をしていきます。

目次


  • 体験ダイビングについて
  • ファンダイビングについて
  • まとめ


体験ダイビングについて



 
体験ダイビングの目的はその名の通り「ダイビングを体験してみる」ことにあります。
ダイビングはレギュレータと言う水中呼吸装置を使って呼吸をしながら水中を楽しむスポーツです。ダイビング中はなるべく体を動かさず、必要最小限の動きで潜れた方が良いとされていますから、私はスポーツと言うよりはレジャーだと思っています。
 
レジャーと言うと簡単で誰でも気軽にできる感覚ですが、人間が通常生き続けることができない水中に、長ければ1時間以上入っているわけですから特別なレジャーであることは言うまでもありません。
 
そんなダイビングに
 
「特別な器材を使ってちょこっとだけ行ってみましょう」
「レギュレータを咥えて水中で呼吸ができる体験をしましょう」
 
と言うのが体験ダイビングです。
 
最大水深も5m程度までなのが普通です。
 
また、水中ではインストラクターがつきっきりで対応し、自由に泳ぎ回ると言うことはなく、全てインストラクターまかせのダイビングになります。
 
インストラクターがつきっきりの理由
  •   お客様がトラブルに対応できる技術がないこと
  •   万が一の事が起こった場合でも迅速に水面に戻れること
  •   深い水深でのトラブルでは加入している保険が適用外になること
 
などの理由が挙げられます。
 
しかし私が今まで担当したお客様の中には「体験ダイビングで20mまで行った」と声高らかにおっしゃる方がいました。
 
お客様にとっては行けたことが自慢だったのかもしれません。しかし、それがどのくらい危険なことかもわからないでしょうし、担当インストラクターが有無も言わさず連れて行くわけですから拒否するわけにもいきません。私からすると「連れて行ったインストラクターの殺人行為」としか思えません。
 
安全第一のショップ選びを
体験ダイビングにこれから参加しようと思う方は、是非「価格ではなく安全第一なショップ選び」をすることをオススメします。
 
予約する前に「水深何mまで潜りますか?」と聞いてみると良いですよ。
 

ファンダイビングについて




それでは次にファンダイビングについて見ていきましょう。
 
ファンダイビングはファン(Fun:楽しむ)ダイビングと言う意味で、純粋に「ダイビングして水中世界を楽しみましょう!」と言うのが目的です。
 
ファンダイビングに参加するには必ず必要なものがあります。
それがCカード(Certification Card)です。日本ではライセンスカードと言う人もいます。
→(スキューバダイビングのライセンスの種類について)
 
このCカードを持っている人同士2名で潜るのが本来のファンダイビングで欧米人に多いスタイルですが、日本人はガイドやインストラクターがグループを先導してダイビングするスタイルが一般的です。スタイルの違いにより自由度の違いはありますが、水中では行きたいところに行き、自分の見たいものを見て、やりたい事をやれます。
 
人間はそれぞれ趣向が違います。
 
ダイバーも様々で、小さい生物が好き、大きい生物が好き、ある特定の生物(ウミウシなど)が好き、ダイナミックな地形が好き、水中遺跡が好き、水中に差し込む太陽光が好き…などなど。
 
そんなやりたいダイビングを叶えるのがファンダイビングと言っても良いでしょう。
 
これが欧米人のように2名だけで潜り自由度が増せば、1回のダイビングは更に充実したものになるでしょうね。
 
余談になりますが、ドルフィンアイズでは欧米人が好む「ガイドがいない2名でのダイビング(バディダイビングとも言います)」を推奨する数少ないスクールです。
 
私はこれが「究極にダイビングを楽しめるスタイル」だと思っています。


まとめ


今回は体験ダイビングとファンダイビングの違いについて見てきました。
体験ダイビングとは水中で呼吸ができることの体験がメインであり、ちょっとだけ水中世界を体験してみよう!と言う内容でした。インストラクターはつきっきりで対応し、お客様にとっては一見楽なように見えますが、反面自由度がなく、自分の行きたいところには行くことができません。
一方、ファンダイビングは大前提として「Cカードを持っている方」が参加できます。インストラクターがつくことは体験ダイビングと変わりありませんが、つきっきりではなく、自分の見たいもの、行きたいところに行ける自由度の高さがありました。

どちらを選択するかは皆さん次第です。
どちらにせよ、ぜひ水中世界へ一歩足を踏み入れて下さい。
素晴らしい世界が待っていますよ。


筆者:大川 厚

海で遊ぶ趣味を持とう!スキューバダイビングのCカード,C級ライセンス取得の流れ



こんにちは、ドルフィンアイズの大川です、私は主に伊豆半島や神奈川県のいろんな海で楽しい講習をしたり、遊びのスキューバダイビング(ファンダイビング)のガイドをしたりとお客様と一緒に海を楽しんでます。
 
過去には伊豆でダイビング中、水深10m付近でザトウクジラと運命的な出会いをしたこともあります。このサプライズは地球の大自然がくれた忘れられない大切な思い出となっています。皆さんも是非一緒に海中世界を楽しんで行きましょう!

さて、スキューバダイビングをやってみたいと思ったら選択肢は2つあります。

①体験ダイビングコースに参加する
②初心者Cカード(俗に言うダイビングライセンス)取得コースに参加する

今回は、②の初心者Cカード取得コースの流れをご紹介します。




目次


    •    受講するスクールを選ぼう
    •    初心者Cカード取得コースを選ぼう
    •    入校手続きをしよう
    •    ホームスタディを開始
    •    1日目:学科講習とプール実習
    •    2日目:海洋実習
    •    オープンウォーターダイバーコースへ
    •    まとめ


受講するスクールを選ぼう


スキューバダイビングは人間が普通では生きていけない水中に特別な器材を使って、長い時間入って楽しむ非常に特殊なレジャーです。
 
それゆえチャランポランな講習を受けて、わけがわからないままCカードを取得してしまうと、安全技術が何も身についていない、危険なダイバーとなってしまいます。その最初の超重要講習を担当するインストラクターやCカード取得後も長い付き合いとなるのが望ましいダイビングスクールが「自分に合っているか?」を見極める事が非常に重要です。
 
 また、ダイビングには「指導団体」と言うものがたくさんあり、各スクールは必ずどこかの指導団体に加盟しています。「この指導団体が良い」「この指導団体はダメ」と言う事はありませんが、日本では「Cカード協議会」に加盟している団体であれば間違い無いでしょう。
 
ちなみに当スクールはSSI(エスエスアイ:Scuba Schools International)に加盟しています。SSIは個人で活動するフリーインストラクターのいない唯一の団体なのでチャランポラン講習はなく安心ですよ。


初心者Cカード取得コースを選ぼう




指導団体によって名称がマチマチでわかりづらいのですが、ここではSSIの名称を使ってご説明します。

 
初心者Cカードは大きく分けて2つあります。ご自分の希望にあったコースを選ぶと良いでしょう。
 
A.スクーバダイバーコース
 
スクーバダイバーはオープンウォーターの一部(半分)で、認定後は-12mまでインストラクターやガイドと一緒にダイビングができるようになるコースです。
 
内容が半分なので短期間でダイバーの仲間入りができます。また残りの半分を受講すればオープンウォーターダイバーになれます。
 
B.オープンウォーターダイバーコース
 
一方、オープンウォーターダイバーはスクーバダイバーを含むコースで、認定後は-18mまででインストラクターやガイドがいなくても、同じ認定を受けている者同士2名で潜る「バディダイブ」ができるようになるコースです。
 
しかし実際に日本ではオープンウォーターレベルではバディダイブはやりづらいですので、最初はどちらを選んでも良いと思います。これは私見ですがBのみを開催しているダイビングスクールがほぼほぼだと感じます。ちなみに当スクールではどちらも選べるようになっていて、自由選択をしてもらっています。
 
 ここまでの2ステップは資料を取り寄せたり、できれば実際にお店に行って雰囲気などを確かめるのが望ましいです。当スクールでは「無料説明会」を実施しています。スタッフと話ができるのはモチロンのこと、ダイビングに対する疑問点を全て解決できる場です。お気軽にご参加ください。




入校手続きをしよう

 
スクールとコースが決まれば入校の手続きです。スクールにご来店いただくか、ホームページから手続きができます。
 
この時コース料金全額か、頭金として1万円+消費税をいただきます。そしてホームスタディキットをお渡しします。
 現在SSIではデジタルテキストが主流です。スマホやタブレット、パソコンでテキストを読んだり、動画を見て学習をすることができます。従来のような本型のテキストでなないので便利で、いつでも自分の時間が空いた時にホームスタディを進めることができます。

最後には次回以降の講習日程を決めていきます。
 
 

ホームスタディを開始

 
自宅や職場など時間を見つけてホームスタディを始めます。ここでの予備知識がこれから先、非常に重要になります。学科講習や実習ではホームスタディで習っている事を前提にインストラクターが質問したり、ディスカッションしながら進んでいきます。ここはしっかり、じっくりやっておきましょう!
 
手順としてはデジタルテキストを読み、動画を見て、問題に答える、と言う流れになります。
 

 

1日目:学科講習とプール実習




いよいよ本格的な講習のスタートです。
午前中は学科を行います。潜る前に必ず理解してほしい事など超重要点について知識を確認していきます。「実際に水中ではこうなる」と経験話を交え楽しく進んでいきます。そして午後からはプール実習です。足のつく浅い場所から練習を開始し、少しの内容を何度も繰り返し練習して自分に自信をつけていきます。こうする事でどんどん水に慣れていきます。最終的には-4mまで潜りますよ。

プール実習終了後、簡単なペーパーテストがあります。重要な事を覚えているかな?と言う内容なので緊張せずにチャレンジしてください。また、ダイビングに自信がつき楽しくなったら、次回の海洋実習からご自分の器材で受講する事が可能です。一番安全で衛生的で快適に潜れる素晴らしい選択です。器材のチョイスも知識豊富なインストラクターがお手伝いします。



2日目:海洋実習




最後のステップです。
 
プールでできるようになった事を、海中でもできるか一通りやってみます。この日はもちろん講習ですが、まわりにはたくさんの魚がやってきてアナタを応援してくれますよ。見るモノ全てが新しい、珍しい、感動の世界が広がっていますよ。
 
 当スクールではプール実習でたくさん練習するので、海洋実習で緊張することが少なく、魚をじっくり見る余裕すらあります。結果的に「Cカードを持っているダイバー」ではなく「海中を楽しめるダイバー」になる事ができるのです。
 
1日で2回のダイビングが問題なく修了すれば晴れてダイバーの仲間入り「Cカード発行」となります!おめでとうございます!
 
SSIではスマホやタブレット上でCカードの提示ができる「デジタルCカード」を全員に発行しています。こちらはコース修了後即見る事ができます。達成感に浸る一瞬ですね!でも、もっともっと水中を楽しみたいのであれば迷わず次のステップへどうぞ!
 




オープンウォーターダイバーコースへ




ダイビングを趣味として続けていきたい!と思った方はあと1日実習を追加しましょう。午前中に海の浅い場所で新しい技術の練習、午後は深い場所で繰り返し練習、実習終了後後ペーパーテストに合格すれば、オープンウォーターダイバーにステップアップできますよ。海中での行動範囲がますます広がってワクワク感が止まりません!


 
また、水中写真を撮ったり、ボートに乗ったり、夜の海に潜ったりと色々な種類のダイビングをインストラクターと一緒に安全に潜ることができるスペシャルティコースへの参加もできるようになりますよ。
 


まとめ




このような流れでCカードを取得する事ができます。

 
でもCカードをGETしたのはゴールではなく、スタートラインに立ったと言う事です。これからいろんな場所で、たくさんのダイビングをしてく事が目的だったハズです。
 
自分の思い描くダイビングの夢を追いかけましょう!当スクールは「夢実現のサポート」を得意としています。一緒に夢を叶えていきましょう!


筆者:大川 厚

水泳が苦手? カナヅチでもスキューバダイビングはできるのか?

当ダビングスクールではダイビングを始める方向けに「無料説明会」を開催しています。
この時に多くの皆さんにいただく質問が「泳げないんですけど大丈夫ですか?」「自分はカナヅチなんですけど…」と言うものです。
今回は「カナヅチでもスキューバダイビングはできるのか?」についてお話ししていきます。



目次


  • ズバリ!その答えと理由
  • 今までの実績

ズバリ!その答え「大丈夫です!!!」


 まず泳げないという方にお話を聞いてみると全く泳げないのではなく、息継ぎが下手で途中から苦しくなってしまうという方がほとんどです。ダイビングの場合、水面ではスノーケル(一般的にはシュノーケルと呼ばれています)、水中ではレギュレータという呼吸ができるようになる器材をいつも口に咥えて潜ります。
また、ダイビング中は常に深呼吸のような大きくゆっくり吸う吐くを繰り返すのが理想です。このようにダイビングでは息継ぎ自体がありませんから全く心配はいりません。
 また、ご自分をカナヅチと呼んでいる方は、本当に全く泳ぐことが出来ない方なのかもしれません。泳ぐことが出来なければダイビングなんて…と思われて当然です。泳げない方は息継ぎができないだけでなく、以下のような負のスパイラルに陥っています。


  ①水が怖い

  ②手足の動かし方がおかしい

  ③沈んでしまう


と言う問題を抱えており、この場合①から徐々に克服していくことで問題がなくなっていきます。




今までの実績


 当ダイビングスクールでは今まで「顔を水につけるのも嫌」というお客様5名様ほどをダイバーに育てた実績があります。通常より講習日数は頂く事になりますが、まずは水に慣れることから始めてゆっくりとしたペースで徐々に講習を進めていきます。
 この5名のお客様からは講習修了後「自分が本当にダイビングできるようになるとは思わなかった。」「夢が叶った。ありがとう!」と感謝のお言葉をいただきました。
 泳げない、カナヅチと言っていたお客様ほど講習をものすごく頑張る分、感動も大きくその後ダイビングを楽しまれる割合がかえって高くなっているのも事実なんですよ。



まとめ


 水中は素晴らしい世界です。ダイバーになれば夢だった世界へ行くことができるのです。自分のやりたいこと、やってみたいことをいろんな理由で諦めてはいませんか?ダイビングのことでしたらすぐに諦めずに、まずはダイビングスクールに聞いてみましょう


筆者:大川 厚

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