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始める方必見!スキューバダイビングのライセンスとは?種類とは?

ダイビングを始めてみたいと思ったら、まずは「ライセンス取らなきゃ!」と思う方が多いと思います。今回はスキューバダイビングのライセンスについてお話ししていきます。

目次

ライセンスは存在しない?
Cカードとは?
指導団体とは?
どんな種類があるのか?
ダイビングショップ選びの注意
まとめ



ライセンスは存在しない?

ダイビングを始めてみようと思ったら、「ライセンスと取ろう!」と思うかもしれません。一般的に「ダイビングライセンス」とか「ライセンスカード」と呼ばれていますが実は正しくありません。
正確には認定証と言います。英語ではCertification Card(サーティフィケーションカード)と言い、この頭文字をとってCカードと呼んでいます。このブログではこれから「Cカード」と呼ぶことにします。

ライセンスとは公的な団体が交付するもので、試験を行い基準を超えた方に渡される免許のことです。取得した人には特別なことができる権利が与えられますが、反面やってはいけないことをすれば法律で罰則が与えれます。また、定期的な更新も必要な場合が多いですね。



Cカードとは?

一方、Cカードは民間のダイビング指導団体(詳しくは後でお話しします)が発行するもので、筆記テストはあるものの基準に満たなかった場合は解説を聞いた上でその日のうちに再試可能ですし、実技試験はなく担当するインストラクターが海洋実習で「教えたことが海中でも出来たかどうか」を確認するだけの内容です。

そもそもCカードの目的は

その講習を
受講時のコンディションで
海中で一通り一度はできました

を証明するだけのものです。
ですから更新もありません。一度取得すれば一生涯ずっと有効なんて本当のライセンス(免許証)ならあり得ないことですね。



指導団体とは?

ダイビング業界にはダイビングに対しての考え方や教え方が違う「指導団体」が幾つもあります。指導団体は教材の開発やCカードの発行をしています。ダイビングショップやダイビングスクールは必ずどこかの指導団体に加盟していて、その指導団体の教材を使い教え、講習が終了するとその指導団体の発行するCカードをお客様に渡しています。

どこの指導団体が発行するCカードでも基本は問題ありませんが、中には特定のショップだけしか通用しないCカードを発行している団体もあり注意が必要です。
選び方としては「世界中どこの国でも通用するカード」を発行している団体を選べば安心です。
SSI(エスエスアイ)、PADI(パディ)、NAUI(ナウイ)、BSAC(ビイエスエイシイ)は世界中で名前が通っているだけでなく、しっかりとした教材も揃っていて安心です。

せっかく取得するものですから、安心できる指導団体の発行するカードが良いですね。

ちなみに当スクールではダイビング指導団体「SSI(Scuba Schools International:エスエスアイ)」に加盟しています。SSIは世界的に有名な団体の1つで世界中どこでも通用するCカードを発行しており、お客様にご迷惑をお掛けすることがありません。
また、フリーのインストラクターが一人もいない団体でインストラクターは必ずどこかのスクールに所属していますから、悪い意味でテキトーな講習になることもありません。更にレベルアップするのに「経験本数(潜った回数)」が条件にある唯一の団体です。経験もないのにレベルが上がるってことはあり得ませんものね。



どんな種類があるのか?

先にお話しした指導団体、実は日本だけでも数10団体程度あると言われており、それぞれが独自の名前を付けたCカード取得コースを開催してします。更にダイビングを始めるにあたって一番最初に取得するのもCカードですが、その後自分のレベルアップコースが終了すればまた別のCカードが発行されるため、ダイビングをこれから始める方々からすると「訳が分からない」と言うことになります。

そこで皆さんがこれからどのCカードを取得すればよいかわかりやすく解説します。

★これからダイビングを始める方
「スクーバダイバー」もしくは「オープンウォーターダイバー」
ダイビングに必要な最低限の知識、技術、経験を得るコースでダイビングの登竜門

スクーバダイバー:水深12mまででダイブリーダーと一緒に潜る制限がつく
オープンウォーターダイバー:水深18mまでで同じCカードを持った者同士で潜るバディダイビングが国際的には認められているが、日本国内では難しい。

★既に一度Cカードを取得したことがある方でレベルアップしたい方
「アドヴァンスドアドヴェンチュアラーコース」「アドヴァンスドオープンウォーターダイバーコース」「スペシャルティコース」
アドヴァンスと名のつくコースは5つの体験型のダイビングが経験できるコースです。すぐに海外や沖縄にダイビング旅行に出かけますと言う方に最適です。
スペシャルティコースはもっと専門的なコースで自分のやりたいダイビングを叶えるコースです。例えば「もっと深く潜りたいっ!」「ナイトダイビングをやってみたい」などです。


★ダイビング業界で働きたいと言う方
最終的には「インストラクターコース」を終了しておく必要がある。インストラクターコースに入る前に終了しておかなければならないコースもあるので、お世話になるダイビングスクール、ダイビングショップなどで詳細に聞くことをお勧めする。



ダイビングショップ選びの注意

絶対にやってはいけないことは「値段で選ぶ」こと
Cカードを取得コースを開催するのに色々な経費が必ずかかります。コースにもよりますが数万はどうしてもかかります。海洋実習地が遠ければなおのことです。それなのに1万円代などと表記しているショップは機材販売で利益を出している証拠ですからコース中に執拗に機材購入を迫られるかもしれません。
自分の機材を所有することはとても重要なことです。レンタルで十分に楽しめる海はないと思ってください。よく考えれば自分の命を預けるものをレンタルすると言うこと自体普通ではありません。Cカード取得コース中に自分の機材で習えれば慣れも早く、一番安全な方法だと言えます。しかしながら、お客様が心の底から「欲しい」「必要だ」と思わない状態では押し売りに近いですよね。

次に、できれば「一度お店に行ってみる」こと
これからお互いに命を預け合うコースを開催、受講することになります。
どんな雰囲気のショップなのか?
担当するインストラクターなどんな人間なのか?
自分の考えとお店の方針は合っているのか?
ホームページだけでは絶対に伝わらないことを話しをして、肌で感じてみて下さい。
人間と人間の付き合いはそう言うものだと思います。

「ライセンス取得」表記にも要注意
そもそもライセンスではないものをライセンスと称して販売していることは一歩間違えば詐欺です。
当スクールでは「Cカード」や「ダイビング初心者カード」と表記し、お客様に間違った情報を流さないように努めています。ホームページに「ライセンス取得」と書かれているダイビングショップには注意が必要です。



まとめ

スキューバダイビングは陸上の動物である人間が、通常では生きていけない水中に、特別な機材を使って長い時間潜ることができるアクティビティです。
それは冒険に近いかもしれません。きっと素晴らしい人生経験を積むことができるハズです。
これからダイビングを始めたいと思う皆さんの為に、このブログが一助となれば幸いです。


筆者:大川 厚

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季節のスキューバダイビングの魅力とダイバーの注意点とは?

ドルフィンアイズダイビングスクール、校長の大川です。
季節は春から夏に変わり始め、梅雨明けまでもう少し。ドルフィンアイズのある小田原も田植え後の稲がすくすく成長し、アジサイがだんだんと終わりを迎えている感じです。
陸上にも春が訪れるように、海の中にも春が訪れます。
そう!ダイビングでは水中の四季を感じることができます。
日本の海はパラオやサイパンなど、海外の有名どころの海と比べて四季の違いがハッキリわかりますが、神奈川の海では更に激しい猛烈な四季を感じることができる、これがスキューバダイビングの魅力の1つなのです。
今回は神奈川の海のそれぞれの季節の見どころと、ダイバーの注意点を解説してみます。


目次

春の海中
春のダイビングの注意点
夏の海中
夏ダイビングの注意点
秋の海中
秋ダイビングの注意点
冬の海中
冬ダイビングの注意点



「春」の海中


水温が上がり始め、冬に育った海藻たちが子孫繁栄と言う1つ目の役目を終え、2つ目の役目に向かいます。それは食物連鎖の根っこ、植物プランクトンになる事です。海の中は多くの植物プランクトンで賑わい水の色を緑にします。残念ながら透明度は落ち、これを「春濁り」と呼んでいます。来るべき夏に魚たちが大きく成長するための舞台が完成するのです。自然が作る物には1つとして無駄なのもがないと感心させられますね。
生物ではダイバーに人気の「ダンゴウオ」が成長し撮影しやすくなります。また、5月くらいからアオリイカの産卵が始まります。昼間に産卵しますので、大きなイカのペアを目の当たりにすることができるでしょう。

春ダイビングの注意点


注意が必要なのが「中性浮力」です。ただでさえ視界が限られるのに、更に中性浮力ができていないダイバー達が砂を巻き上げて透明度を悪化させます。更には自分に自信のないダイバー、スキルに自信のないダイバーがその透明度にドキドキして海中を楽しむどころか、パニックダイバー予備軍となり周囲へ迷惑をかけることもあります。ダイバーなら常に中性浮力を意識し、毎回のダイビングはいつでも中性浮力の練習だと思って潜りましょう。また、マスククリアをはじめとする基本スキルは毎年アップデートしていつでもできるよう準備しておくできでしょう。



「夏」の海中


水温はさらに上昇し、活発になった魚たちがどんどん捕食を始めます。
カンパチやイシダイなどの幼魚が産まれるシーズンでもあります。特に白黒のシマシマのイシダイの幼魚は大きな魚にくっついて泳ぐ習性があるので、ダイバーが水面を泳いでいるとダイバーについて泳いだりします。「俺の事、親と思っているのかな?」なんて錯覚に落ちながら、陸上の暑さを忘れて海の快適さに酔いしれます。また「季節来遊漁」と言う生物たちが出現し始めます。沖縄など本来南の海に住んでいる生物たちが、黒潮と言う海の大きな海流(海中になる川の流れのようなもの、いつもほぼ同じ方向に流れている)に乗ってやってきます。誰が見てもこれ「ザ★南の魚」でしょ!と言わんばかりのフォルムでダイバーの目の前を泳いでいます。

夏ダイビングの注意点


この季節ダイビングを始めよう!と思う人が多く、Cカード(一般的にライセンスと呼ばれているもの)取得コースがたくさん開催されています。裏を返せばビギナー率が一番多い季節です。残念なことにCカード取得コースを雑に開催しているお店も多く、特に低価格で開催しているお店は年間にたくさんの講習生をこなすので、1人1人のケアが行き届かず、結果スキル不足、練習不足なのにもかかわらず「認定Cカード発行」となります。そんなダイバーがを作り出すお店も悪いですが、受講生側にも少しは問題があると思います。講習では命を預けるわけですから「この店は信用できるか?」「こんな値段でおかしくないか?」と考えるべきかと思います。Cカード取得の時は担当するインストラクターと直に話をして安心できるお店で受講しましょう。
また、ダイビング中は乾燥した空気を吸います。湿度は10%未満の空気を吸い続けるわけですから、体から水分が抜けていきます。より熱中症になりやすいですし、体内の水分低下は減圧症の危険も増大させます。トイレの心配はありますが、水分は多く取ることを心がけてください。


 

「秋」の海中


神奈川の海では一般的にベストシーズンと呼ばれる季節です。
水温はまだまだ高く、透明度は上がり、季節来遊漁は大きく成長しダイバーを楽しませてくれます。カマスの大群やワラサやブリ等の回遊魚が餌を追っかけまわし、迫力のあるシーンが見れます。一方ウミウシ類も多く見れるようになります。ワイド(大きな魚たち)もマクロ(小さな生物たち)も両方ガッツリ楽しめ、更には陸上も快適、水中も快適、言う事ない季節と言っても良いでしょう。

秋ダイビングの注意点


夏にダイビングの魅力にハマったダイバーはそのまま経験を重ね、素晴らしい秋の海で更に経験を重ねます。経験はとても重要なものですが、時として悪いものにも変わります。ダイビング本数が10回を越えるこの頃、実はちょっとした危険が迫ってきます。
それは「慣れ」
最初はおっかなびっくりだったダイビングが少し慣れてくると安全意識が少し薄れます。簡単なミスをするようになります。「自分はダイビングが出来るようになった」と錯覚する方もいます。簡単なミスは重大な事故へ繋がりかねません。インストラクターに「自分に足りないスキルは何か?」を聞いてみてください。明確な答えが返ってこないインストラクターは仕事放棄をしています。


「冬」の海中


気温は下がり1ケタになることもしばしばのこの季節、実は水温は遅れて下がっていきます。12月の水温は18℃前後、気温と水温は完全に逆転します。私個人としては12月がベストシーズンだと思っています。
理由は…
①ウエットスーツでしか潜らないダイバーは消え、たくさんのダイバーでゴチャゴチャする感が全くなくなり落ち着きます
②季節来遊漁は成長が止まりますが、動きも鈍くなる分ので写真撮影が簡単になります。
③透明度はMAXになってブルーな水がダイバーを包み込みます。
④キアンコウなど冬ならではの生物や深海魚が見られます。
ホントこの季節を潜らないダイバーは損をしていると思いますよ。

冬ダイビングの注意点


年間通じてほぼほぼドライスーツが重宝する神奈川の海ですが、この季節は更にドライスーツの恩恵を受けます。しかしながらドライスーツはウエットスーツより多くウエイトが必要だったり、スキルが伴わず「浮きやすい」と言う誤解を招きます。また教える技術のないインストラクターや、吹上が怖いインストラクターがたくさんのウエイト(オーバーウエイト)をお客様に付けさせ吹き上がるのを無理やり押さえつけている光景をよく目にします。その結果、中性浮力もままならず、ドライスーツの扱いが難しくなり、ドライスーツダイビングが嫌になると言う悪循環を招きます。一方お客様は適当過ぎるインナーをたくさん着た挙句「寒い寒い」を連発します。ドライスーツダイビングに適したインナーを適度に着なければ暖かくは潜れません。水中は甘くないのです。
快適に潜る為にはドライスーツテクニックをしっかり身に着け、どんなインナーが適しているかを考える必要がありますね。


まとめ


今回は四季折々の海中の様子をお伝えするとともに、それと関連付けてダイバーの注意点を挙げてみました。
ダイビングは非常に楽しく、ダイバーにならなければ絶対に体験することのできない素晴らしい時間をくれます。
そして海は新しい発見の連続です。こんなエキサイティングな事ってありません。
しかし、潜っているその時間が素晴らしいものになるか?非常に残念な時間になるかはダイビングスキルによると言っても過言ではありません。
その重要性を再認識して、スキルに自信のある方も一度インストラクターに相談して下さい。
ドルフィンアイズはダイビングスクールとしてその点の手抜きは一切しません。
それではまた!

筆者:大川 厚

ダイビングを始めたい方必見!費用はどのくらいかかる?

「ダイビングを始めるにあたって費用はどのくらいかかるのか?」皆さんが疑問に思うことですね。「ダイビングはお金がかかる趣味」とよく言われたものですし、今もそう思われている方も多いのではないかと思います。
では細かく見ていきましょう!


目次

・Cカード取得コース受講費用
・器材の購入費用、または器材レンタル費用
---------------------------------------------------------------
・追加講習の受講費用
・毎回のダイビング費用
・まとめ

Cカード取得コース受講費用 45,000円〜55,000円


 ダイビングを始めようと思ったら避けて通れないのがCカード取得コース、「Cカードとは?」はコチラをご覧下さい。実は費用的に一番難解で厄介なトコロです。ダイビングショップは新規のお客様が欲しいので、この料金を低く設定することが多いです。中には1万円台なんてところもあります。でもその料金の中には何が含まれているのか?別にかかる費用はいくらなのか?をしっかり確認する必要があります。安いお店は「レンタル代は別」とか「Cカード申請(発行)料は別」「特定の器材を購入することが前提」などがよくある話です。全て込みなのに1万円代と言うお店は執拗な器材セールスがあるかもしれませんし、コースの質も良いかどうか疑わしいところです。
 そんなわけで一概に言えないのがこの費用なのですが、一般的なお店でのトータル費用は税抜で45,000円〜55,000円と言ったところです。これ以上高くても日数をかけしっかりとした質の高いコースを開催しているお店もあり、こう言うお店は1日あたりで考えると安かったりします。ホームページだけを信用せずに、実際に電話してみたり、お店に行ってみたりして選んで下さいね。



器材購入費用、またはレンタル費用 70,000円~


「ダイビングは器材が必要不可欠なレジャー」です。
元々陸上の動物である人間が器材の力を借りて空気のない宇宙へ旅行するようなものです。自分の事は基本全て自分でできるようにならなければなりません。その為にも自分の体に合ったダイビング器材のフルセットが必要になります。自分の器材を持ち、毎回同じ器材を使う事で操作方法に慣れ、快適なダイビングができるようになるばかりかトラブルを未然に防ぎ、より安全なダイビングができるようになります。趣味として続けて行くなら早い段階で自分自身のものを所有する事が必要なのです。
 でも最初からフルセットは…と言う方はマスク(水中メガネ)
 スノーケル
 フィン(足ひれ)
 ダイブコンピュータの4つだけは必要最低限として必ず揃えましょう!また、潜るエリアにもよりますがウエットスーツまたはドライスーツも早めに用意したい器材です。水中は陸上と違ってすぐに寒くなってしまいます。せっかくのお休み、ダイビングで楽しもうと思っていたのに、寒くなってしまったら全然楽しくありませんよ。
 器材はピンキリがありますが安いものはチョイスすべきではありません。冒頭お話ししたようにダイビングは宇宙へ行くようなものです。宇宙で安いものを身につけて安全でしょうか?それなりのもので用意すると70,000円程度、スーツまで入れると+5〜15万は必要になります。
 一方レンタル器材でやっていくなら10,000円/日程度かかると思ってください。Cカード取得コース中は受講費にレンタル器材費用まで含まれていることも多いですが、取得後のダイビングではダイビング費用以外にレンタル代がかかってくることが普通です。



〜ここからはCカード取得後のお話となります〜



追加講習の受講費用 10,000円〜


 初めてのCカードを取得するとある程度の限定範囲でダイビングが出来るようになります。範囲については必ずスクールやショップに問い合わせて確認してください。今よりダイビング技術を高めて限定範囲を超えるダイビングをするのが追加講習になります。「もっと楽に潜れるようになりたい」「更に楽しく潜りたい」「もっと深場にいってみたい!」「夜潜ってみたい!」「ステップアップしたい!」 そんな希望を叶えてくれるコースになります。
 ですから必ず受講しなければならないと言うものではありません。
 ご自分の今後のダイビングの希望に合わせた最適なコースをインストラクターと相談しながら決めれば良いと思います。



毎回のダイビング費用 10,000円〜


 ダイビングするには幾つかの料金がかかります。代表的なものが以下の3つです。
①シリンダー(空気ボンベ)代
②施設利用料 (地域によっては施設を利用しないため、かからない場合があり)
③ガイド代
 ダイビングショップはこの3つを合計したものをダイビングツアー料金として提示していることがほとんどです。この金額はショップが海からどのくらい離れているのか?、またボートに乗ってダイビングをするのか?、によっても大きく変わってきます。10,000円はあくまで参考レベルとお考えください。



まとめ


挙げてきた料金を時系列にまとめると
Cカード取得までにかかるもの:45,000円〜
Cカード取得後にかかるもの:10,000円〜
器材購入時にかかるもの:70,000〜
となります。
ダイビングはお金がかかるイメージがありますが、かけた分以上の豊かな人生経験を得ることができる素晴らしいレジャーです。素晴らしいダイビングライフを始めるのに一番重要なことは「信頼おけるショップ、スクール、インストラクターと出会うこと」と言っても過言ではありません。しっかりとしたお店、真剣に教えてくれるスクール、そして信頼のおけるインストラクターはご自分で時間をかけて探すべきです。ホームページだけをみて決めないで、実際に行って会って話をしてみて決めてくださいね!


筆者:大川 厚

スキューバダイビングの耳抜きとは?



青く澄んだ水と白い砂、サンゴの森にたくさんのキレイな熱帯魚達、ぼーっと見て癒されていると、上にはみんなに人気の「マンタ」が優雅に泳いでやってきた…。
スキューバダイビングで入る海中世界は陸上では絶対に味わうことができない、非日常の世界です。のんびり、ゆったり、大自然と一体になる極上の時間を味わってくださいね。
そんな時間を味わうために絶対に避けて通れない作業(技術)が今回お話しする「耳抜き」です。
それでは耳抜きとはどう言ったものなのか?詳しく見ていきしょう!
 

目次

  • 耳抜きのための物理〜陸上編〜
  • 耳抜きのための物理〜水中編〜
  • そもそも耳抜きって?
  • 耳抜きの方法
  • 耳抜きが苦手な方へ
  • まとめ

耳抜きのための物理〜陸上編〜

耳を抜く…ここだけ聞くと体を壊してしまいそうな言葉ですが、実際には「体を壊さないように行う作業」です。

なぜダイビングでは耳抜き必要なのか?
これを理解するには簡単な物理を理解する必要があります。
物理!!!もうこれだけで降参!!!という方が多いと思いますが、実は超カンタン!
まずは聞いてください。ポテトチップスの袋を高い山の上や、高い所を飛ぶ飛行機の中に持っていくとどうなるかご存知ですか?
 
「膨らみます」
「パンパンになります」が正解です。

なぜ袋は膨らんだのでしょうか?
 

引用元:http://maso-kinopio.blogspot.jp/2011/02/
 
これは気圧(空気の圧力)のせいです。袋にかかっていた気圧が少なくなったからです。気圧は外から押してくる力です。力が大きければ袋は萎みますし、力が小さければ膨らむわけです。

気圧と言ってもピンとこない方は「重さ」に置き換えて考えてみましょう。実は空気にも重さがあって、1リットルで約1.2gです。ちょっと驚きですね!空気は陸上ならどこにでも存在しますが、量はマチマチです。
 
高い山に行けば「空気が薄くなる」と言う話はご存知かと思います。つまり高い山の上の空気の量は少ないと言うことですね。空気が少なくなれば、空気の重さは当然軽くなりますし、気圧も低くなったと言うわけです。
 

耳抜きのための物理〜水中編〜

さぁではいよいよ水中に入った状態を考えてみましょう!



水中の圧力はどうなるでのしょうか?
水中では水圧(水の圧力)がかかります。

水は空気に比べて重いですよね。空気の重さは1リットルで1.2gでしたが、水では1kgです。ものすごい差です。ですからダイバーが潜っていくと急激に水圧が大きくなってしまうのです。
ここでポテトチップスの袋を思い出してみましょう。

高い山へ行った時とは逆に、圧力のかかった袋は萎むわけです。人間の体の中のはこの袋に似た部分があります。

そう、耳です!!
鼓膜と言う薄い膜があり、内側には空気が溜まっています。
 
ここが袋と同じ状態になってしまうのです。潜れば潜るほどどんどん萎んでしまします。そのままだと最後には鼓膜が壊れてしまいます。そこで行うのが「耳抜き」なのです。


そもそも耳抜きって?

耳抜きは萎みかけた耳(鼓膜)の内側に空気を送り、元の大きさに戻してあげる作業です。
実は鼓膜の内側は「耳管(じかん、ユースタキー管とも言う)」と言う管で喉と繋がっていて、ここが開くと喉から耳の内側に空気が流れ込み、萎んだ耳(鼓膜)は元に戻ります。耳管は通常閉じているので、必要な時に開いてあげる作業が必要です。これが耳抜きなんですね。


耳抜きの方法

耳抜きのやり方はその人それぞれです。

①あくびを咬み殺す

②つばを飲み込む
③アゴを左右に動かす

④鼻をつまんで息が漏れないようにし、鼻息で小鼻が膨らむようにする
などです。
一つの方法で上手くいかない場合は併せて行うと良いでしょう。例えば④と③を同時に行うなどです。


耳抜きが苦手な方へ

耳抜きが苦手という方は「耳抜きのタイミングが遅い」のかもしれません。
耳抜きはやりすぎてダメということはありません。水深が変わったらどんどんやりましょう。
抜けたのかどうかよくわからないという方もいます。このような方は「耳に軽い違和感を感じる水深」で止まって耳抜きしてみてください。違和感がなくなれば耳抜きが成功しています。
「どちらか片方の耳が抜けない」という方は抜けない方の耳が水面に向くよう上にし耳抜きします。私の経験では首をしっかりカクッと曲げたほうが抜けやすいです。
また、耳(鼓膜)に外からの圧力がかかりすぎた状態では耳抜きしづらくなり、耳に痛みがある状態ではまず抜けないと思ってください。こんな時は痛みがなくなる水深まで浮上して再度耳抜きしてみます。
 
 

まとめ




耳抜きは人それぞれやりやすい方法、やりづらい方法がありますので、抜けづらいと言う方は色々試したり担当インストラクターに相談してみてくださいね。
そして、今は耳抜きが苦手という方でも、練習するたびにどんどん抜けやすくなります。是非日常生活で耳抜きの練習を毎日やって見てくださいね。


筆者:大川 厚

ダイビング初心者必読!ダイブコンピューターについて



 「コンピュータ」と聞いて皆さんの頭の中に出てくるイメージはどのようなものでしょうか?
本体とディスプレイ、キーボードとマウスがあって…
もしくはスマホやタブレットを想像する方もいらっしゃるかもしれません。
いづれにせよコンピューターは水に弱い、そんなイメージもあるかと思います。
 でも現代のダイバーは「ダイブコンピューター(略してダイコン!?)」なるものを持って潜っています。一体全体、ダイバーはなぜコンピューターを水中に持っていくのでしょうか?そしてなぜ必携なのでしょうか?

 今回のコラムではその辺りをお話ししていきたいと思います。


目次

  • そもそもダイブコンピュータとは?
  • 減圧症に罹ってしまうのはどんな時?
  • 自己所有するのが当たり前?
  • まとめ

そもそもダイブコンピュータとは?


 まず、初めにダイブコンピュータとは何なのかをご説明します。
 あまり知られていないことですが、実はコンピュータとは「計算機」のことです。水中である計算をずっとし続けてくれるのがダイブコンピュータと言うわけです。
 それでは何の計算なのでしょうか?
 実はダイビング中、吸い込んだ空気の中に含まれている「窒素」が体の中の様々な部分に蓄積されていきます。空気には当然酸素も含まれていて、酸素は体の中に入って生きるために使われ、二酸化炭素として出ていきます。しかし、窒素は何の役にも立ちません。
窒素として体の中に溜まり、浮上後は窒素として出ていきます。ここだけ聞くと何の問題もないように思えますが、窒素が原因となって俗に言う「潜水病」、正確には「減圧症(げんあつしょう)」や「潜函病(せんかんびょう)」と言う病気に罹ってしまうのです。


減圧症に罹ってしまうのはどんな時?




  • 窒素を溜めすぎた(深く潜りすぎた、長く潜りすぎた)
  • 窒素を溜めた状態で急浮上した
  • ダイビングとダイビングの間の休憩が短かった
  • ダイビング後、飛行機に乗ったり高い山に登ったりした
 
このような状態にならないよう、ダイバーをアシストしてくれるのが「ダイブコンピュータ」です。
 
窒素を溜めすぎた(深く潜りすぎた、長く潜りすぎた)
 
 ダイブコンピュータには水圧センサーが内蔵されており、現在の水深と潜り始めてからの経過時間を知ることができます。このデータを元に、今どのくらいの窒素が体内に蓄積されているのか随時計算します。計算で出た答えは画面に「あと何分潜ったら減圧症になりやすくなるのか」と言う意味の無減圧限界時間で表示され、窒素を溜めすぎないようダイバーを安全方向へ導いてくれます。
 
 
窒素を溜めた状態で急浮上した

 
 浮上スピードは9m/分が良いとされており、速すぎても、遅すぎても良くないのです。そして自分のスピードがどのくらいなのか、非常にわかりづらいのが現状です。ダイブコンピュータはダイバーが浮上を開始すると自動的に浮上スピードを表示し、スピードオーバーなら警告音を出してダイバーに注意を呼びかけてくれます。(機種によっては音が出ないものもあります)
 
 
ダイビングとダイビングの間の休憩が短かった
 
 その日の最初のダイビングを終え陸上で休憩すると、呼吸によって窒素は口から出ていき、ダイバーの体はどんどん減圧症になりづらい状態になっていきます。しかし、短い休憩しかせず次のダイビングをすれば、多くの窒素を体内に残したまま次の窒素が溜まることになり、減圧症になりやすい状態になってしまいます。ダイビングコンピュータは休憩時間を表示し、ダイバーが短い休憩時間とならないようアシストしています。
 
 
ダイビング後、飛行機に乗ったり高い山に登ったりした
 
 ダイビング終了後すぐに標高の高い場所へいくことで減圧症になってしまう事があります。細かい理由はここでは説明しませんが、特に飛行機搭乗は要注意です。一般的にダイビング終了後の飛行機搭乗は18〜24時間経ってからが良いと言われています。ダイビング後、ダイブコンピュータの画面を見ると「今、飛行機乗っては危ないですよ」と言うマーク表示が出るものが普通で、ダイビング時だけでなくその後もダイバーをアシストしてくれます。

 
他にも色々な機能がありますが、計算機としての主な役割はこんなところで、これがダイバーがなぜダイブコンピュータを持って潜るのか?なぜ必携なのか?と言う理由でもあります。


自己所有するのが当たり前?


ダイブコンピュータをレンタルして潜ることは非常に危ない事です。
他のダイビング器材と違って、ダイブコンピュータは機種それぞれで使い方が変わります。
表示される数字の意味がわかっていなかったり、設定が間違っていれば一緒に持って潜る意味が全くないばかりか危険な状況になる可能性もあります。
そのために自分のダイブコンピュータを購入し、画面に出る数字の意味や使い方を早く覚えて、ダイビングの時は必ず自分の慣れ親しんだダイブコンピュータで潜るようにしてください。
これは初心者でも熟練者でも同じ事です。むしろ初心者だからこそ慣れが遅いので早く購入するべきです。



まとめ


 使い方のわからないダイブコンピュータをレンタルして潜ることは非常に危ない事です。
「これからダイバーになりたい」「既にダイバーだがダイブコンピュータは自己所有していない」と言う方は早めに購入してどんどん慣れて行って下さい。また、ダイビングスクールでダイブコンピュータコース(スペシャルティ)を受講して、自分のダイブコンピュータがどんなものなのか?使い方は?などしっかり教えてもらい、理解して下さい。

 自分の体を大切にして素晴らしいダイビング経験を積んで行ってくださいね!


筆者:大川 厚

未経験の方へ,体験ダイビングとファンダイビングの違い



沖縄や南の島へ旅行に行った時に「体験ダイビング」をした経験のある方は多いと思います。
 
青いキレイな海、たくさんのサンゴ、そのサンゴに暮らしているカラフルな魚たち、砂はどこまでも白くまさに純白、そんな海での体験ダイビングは一生心の中に良い思い出として残ることでしょう。
 
でも、そもそも体験ダイビングって何なのでしょうか?
ダイビングはCカード(ライセンス)を所持していなければできないものではないのでしょうか?

今回は「体験ダイビングとファンダイビングの違い」についてお話をしていきます。

目次


  • 体験ダイビングについて
  • ファンダイビングについて
  • まとめ


体験ダイビングについて



 
体験ダイビングの目的はその名の通り「ダイビングを体験してみる」ことにあります。
ダイビングはレギュレータと言う水中呼吸装置を使って呼吸をしながら水中を楽しむスポーツです。ダイビング中はなるべく体を動かさず、必要最小限の動きで潜れた方が良いとされていますから、私はスポーツと言うよりはレジャーだと思っています。
 
レジャーと言うと簡単で誰でも気軽にできる感覚ですが、人間が通常生き続けることができない水中に、長ければ1時間以上入っているわけですから特別なレジャーであることは言うまでもありません。
 
そんなダイビングに
 
「特別な器材を使ってちょこっとだけ行ってみましょう」
「レギュレータを咥えて水中で呼吸ができる体験をしましょう」
 
と言うのが体験ダイビングです。
 
最大水深も5m程度までなのが普通です。
 
また、水中ではインストラクターがつきっきりで対応し、自由に泳ぎ回ると言うことはなく、全てインストラクターまかせのダイビングになります。
 
インストラクターがつきっきりの理由
  •   お客様がトラブルに対応できる技術がないこと
  •   万が一の事が起こった場合でも迅速に水面に戻れること
  •   深い水深でのトラブルでは加入している保険が適用外になること
 
などの理由が挙げられます。
 
しかし私が今まで担当したお客様の中には「体験ダイビングで20mまで行った」と声高らかにおっしゃる方がいました。
 
お客様にとっては行けたことが自慢だったのかもしれません。しかし、それがどのくらい危険なことかもわからないでしょうし、担当インストラクターが有無も言わさず連れて行くわけですから拒否するわけにもいきません。私からすると「連れて行ったインストラクターの殺人行為」としか思えません。
 
安全第一のショップ選びを
体験ダイビングにこれから参加しようと思う方は、是非「価格ではなく安全第一なショップ選び」をすることをオススメします。
 
予約する前に「水深何mまで潜りますか?」と聞いてみると良いですよ。
 

ファンダイビングについて




それでは次にファンダイビングについて見ていきましょう。
 
ファンダイビングはファン(Fun:楽しむ)ダイビングと言う意味で、純粋に「ダイビングして水中世界を楽しみましょう!」と言うのが目的です。
 
ファンダイビングに参加するには必ず必要なものがあります。
それがCカード(Certification Card)です。日本ではライセンスカードと言う人もいます。
→(スキューバダイビングのライセンスの種類について)
 
このCカードを持っている人同士2名で潜るのが本来のファンダイビングで欧米人に多いスタイルですが、日本人はガイドやインストラクターがグループを先導してダイビングするスタイルが一般的です。スタイルの違いにより自由度の違いはありますが、水中では行きたいところに行き、自分の見たいものを見て、やりたい事をやれます。
 
人間はそれぞれ趣向が違います。
 
ダイバーも様々で、小さい生物が好き、大きい生物が好き、ある特定の生物(ウミウシなど)が好き、ダイナミックな地形が好き、水中遺跡が好き、水中に差し込む太陽光が好き…などなど。
 
そんなやりたいダイビングを叶えるのがファンダイビングと言っても良いでしょう。
 
これが欧米人のように2名だけで潜り自由度が増せば、1回のダイビングは更に充実したものになるでしょうね。
 
余談になりますが、ドルフィンアイズでは欧米人が好む「ガイドがいない2名でのダイビング(バディダイビングとも言います)」を推奨する数少ないスクールです。
 
私はこれが「究極にダイビングを楽しめるスタイル」だと思っています。


まとめ


今回は体験ダイビングとファンダイビングの違いについて見てきました。
体験ダイビングとは水中で呼吸ができることの体験がメインであり、ちょっとだけ水中世界を体験してみよう!と言う内容でした。インストラクターはつきっきりで対応し、お客様にとっては一見楽なように見えますが、反面自由度がなく、自分の行きたいところには行くことができません。
一方、ファンダイビングは大前提として「Cカードを持っている方」が参加できます。インストラクターがつくことは体験ダイビングと変わりありませんが、つきっきりではなく、自分の見たいもの、行きたいところに行ける自由度の高さがありました。

どちらを選択するかは皆さん次第です。
どちらにせよ、ぜひ水中世界へ一歩足を踏み入れて下さい。
素晴らしい世界が待っていますよ。


筆者:大川 厚

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