カテゴリ

月別 アーカイブ

HOME > 日記 > アーカイブ > ダイビング日記: 2021年9月

日記 ダイビング日記: 2021年9月

姉妹でダイビングライセンス取得コースへ

2021年9月23日(木祝)

社会人のお姉さんと大学生の妹さん、仲良し姉妹でダイビングライセンス取得に挑戦です。
ドルフィンアイズでは通常4日間いただいているオープンウォーターダイバーコースですが、今回は3日間で開催です。
学科は既にZoomで実施済み、小田原と横浜と長崎県を繋いで行いました。すげー時代になったんだなぁ〜と感じる学科でした。
なので今回は朝からプール実習!それも2回分のプール実習をまとめて1回で行う集中コースです。オープンウォーターダイバーコースのプール実習は練習することがたくさんあります。ドルフィンアイズでは講習生様にたくさん練習してもらっているのでちょっと大変。。。でもお二人とも頑張って頂きました。
終わらなかったスキルが若干ありましたが、これは次回(明日)の海洋実習のついでに限定水域で終わらせることができますのでOK!
ホントお疲れ様でした〜




ナイトロックスコース&ディープコース同時開催

2021年9月21日(火)

ナイトロックスってご存知ですか?
通常使うシリンダーに入っているのは「空気」です。酸素が21%、窒素が79%の気体です。
一方ナイトロックスは酸素が32%、窒素が68%の気体です。
簡単に言えば酸素濃度が高い気体でダイビングしよう!と言うもので、窒素も少ないので減圧症のリスクが超低くなります。でも酸素中毒のリスクがアップするので使用するにはスペシャルティ受講が必要になります。
今回はナイトロックススペシャルティとディープスペシャルティの1日目で獅子浜へ行って来ました。

水温:25度
透明度:8〜10m

ナイトロックスを使う時はまず酸素濃度を分析します。



酸素分析器(アナライザー)を使って自分の使うシリンダーの酸素濃度を測定します。
それを元に1本目にどちらのシリンダーを使うか?コンピュータに入力する酸素濃度をいくつにするか?などを決めていきます。
ダイビングが始まると、空気に比べ無減圧潜水時間が劇的に変わっていきます。減圧症に対して安全率が非常に高い気体であることがよくわかりますよ。

一方、ディープ講習は1日目なので18m〜30m以内のダイビングを2回経験します。ただダイビングするだけではなく、浅場と深場の違いを色々感じて頂きました。
次回の海洋実習では30mを超えてみますよ〜
お楽しみに。



大怪我からの復活ダイビング,ダイバーに優しい海で

2021年9月13日(月)

大怪我をしたお客様
3ヶ月間のブランクを経て今月からダイビング復活です!
おめでとうございます!!!
復活ダイビングはエントリーエキジットアシストの簡単さ、透明度の良さから福浦にしました。


水温:25度
透明度:8m

福浦って生物多いですよね〜
特に今回はいつもはあまり見ることのない生物目白押しでした。

特にアカクビハゼはレアです↓

水温が高いせいか巣穴に引っ込まずに撮影に付き合ってくれましたよ〜
そしてネッタイミノカサゴ、これは南の海の魚ですが、近年多く見るようになってきました↓

その他、ウミテング、カミソリウオ、アカホシカクレエビ、大きなマダコなどなど見ることができました。
非常〜に楽しい海でした。


初めてのドルフィンアイズダイビング

2021年9月12日(日)

ドルフィンアイズのご利用が初めてのお客様のアップデートダイビングを開催しました。
ポイントはドルフィンアイズのホームグラウンド「岩」です。

水温:25度
透明度:8〜10m

今回は20年前にダイビングを始めて200本くらい潜りその後ブランク、また再開して20本ほど潜ったと言うお客様。もちろんダイビングスキル練習は20年前にやったきりです。
ドルフィンアイズを初めて利用していただくお客様には初日に必ずアップデートを受けていただいています。既存のお客様に毎年1回やっている「基本スキルおさらい」のようなものです。基本的なスキルや緊急スキルを思い出しながらやっていただいています。
今回は
・レギュレータリカバリー
・フルマスククリア
・マスク脱着
・安全停止(ホバリング)
・緊急スイミング浮上
を実施しました。
以上のスキルは全て中性浮力状態で行います。着底は基本しませんよ〜。
また、ウエイト量が重いように感じましたので、適正ウエイトの調整もしました。ウエイトは2kgも軽くできました。
すべてのスキル練習を実施して、お客様にはご満足いただいたようです。
やはり20年前のことは忘れてますからね。そしてこの20年で新しく変更になったスキルなどもたくさんありますから定期的なアップデートは必要ですね〜

そして岩も始めてだったそうでとても気に入っていただけました。
魚、特に群れがすごかったです。



ドルフィンアイズ漁礁のことも日記を読んでご存知だったので、漁礁作りにご参加いただきました。

ドルフィンアイズ漁礁のミツボシクロスズメダイは3匹→8匹に増えました!
この調子で増えてくれるといいですね〜そしてやっぱりクマノミ欲しい。

ミナミハコフグの幼魚やハナタツもいました〜

次回もまたドルフィンアイズでダイビングしたいと言っていただけました。
ありがとうございます!

プール実習でこんなにできる!ダイビングライセンス取得コース

2021年9月10日(金)

オープンウォーターダイバー(本免許)コースのプール実習を開催しました。
オープンウォーターダイバーコースのプール実習と言っても、ダイビング練習するのは今回で3回目。ドルフィンアイズではオープンウォーターにお申し込みいただいた方でもスクーバダイバー(仮免許)コースから始めるので、既にプール実習と海洋実習を1回ずつ合計2回のダイビング練習が終了しているのです。緊張せずに難しいスキル練習に挑めます。

経験と練習量はスキルレベルアップに直結しますね〜

スクーバダイバーコースで基本的なスキルはそこそこできるようになっていますし、既に海洋を経験していますのでプール実習はストレスなく新しいスキル練習に集中できます。難易度の高いマスクなしスイムやBC脱着、ホバーリング、安全停止(コンピュータを見ながら水深維持)などのスキルもどんどんできちゃいます。
初めてのホバリング練習の様子です。少し練習したらこんなに上手になりました↓



スクーバダイバーコースのプール実習、要は初めてのプール実習で初めてレギュレータで水中呼吸する時から「中性浮力」を心がけてBCに空気を入れつつ全てのスキル練習をしている成果です。

このテクニックを活かして安全停止練習です↓

コンピュータを見る練習にもなります。
初心者は潜ることばかりに気を取られ水深を気にしなかったり、コンピュータを装着しているだけで、ただのログブックに記入するデータの記録マシンになってたり…そんなことがないダイバーになってもらいますよ。

最後は水面用シグナルフロートを膨らませました。

次回はダイビングライセンス取得コースの最終日、海洋実習です!

バディでナビゲーションテクニックを練習しました。

2021年9月7日(火)

ナビゲーションスペシャルティとおさらい、ファンダイビングで大瀬に行ってきました。

水温:25度
透明度:3〜8m

水中ナビゲーションは難しい…よく言われます。
陸上だと道があったり、交差点や信号があったり、住所が書いてあったり…そう言ったものを総合的に使って目的地に行ったり自宅に帰ってきたりします。最近だとスマホでグーグルマップが教えてくれたりもしますね。さすがに水中ではGPSは受信できませんしスマホも使えませんが、道や信号に代わるものが水中にはたくさんあります。それがナチュラルナビゲーションです。ナチュラルナビゲーションで何を使うか?その選択と使い方を知って練習することがとても大事です。そして同じくらい重要なのがダイビング前のバディでナビゲーション計画を立てることです。



この動画のように入念な計画を立てたら、いざ水中へ!
目印のない砂地でもナチュラルナビゲーションのテクニックを使えば目的地に行けます↓



でも迷うこともあります。
と言うか迷って当たり前です。ここから更にナビゲーションテクニック、今どこにいるのか?どうすれば行きたい方に行けるのか?バディ同士で答えを出して行きます↓



迷ってもリカバリーして最終的に目的地に行けばいいですし、目的地に行けなくても元の場所に帰ってこれればナビゲーションは成功と言えますよ。
今回は迷いながらも見事、全ての目的地に行って、そして元の場所(エキジットポイント)に戻ってくることができました。
お疲れ様でした。そしておめでとうございます!!!


日帰りと1泊2日の神子元ツアーで計5ダイブ全ハンマー

2021年9月4日(土)〜5日(日)

神子元ツアーを開催です。
今年は土曜日だけ参加、日曜日だけ参加、1泊2日で参加と3パターンでお客様のご都合に合わせ、神子元島の海中を楽しんできました。土曜日に2ダイブ、日曜日に3ダイブ、合計5ダイブしました。

水温:26度
透明度:12m

両日ともお天気は曇りで日光不足、でも雨が降らなかったのはラッキーでした。

まずは神子元島をご存知ない方に向けて説明
下田の南にある無人島で海の交通の要衝の島です。南伊豆の弓ヶ浜からクルーザーに乗り島に向かいます。上陸はせずボートからダイビング、潜降浮上ロープは一切なく、流れも速い100%ドリフトダイビングとなる上級者ポイントです。よってドルフィンアイズでは最低でも経験本数50本、波潮カレントコース修了、もちろんMy器材所有者で大川が許可を出した方のみがダイビングに参加できます。こんな書き方をすると「店側の態度がでかい」と思われてしまうかもしれませんが、安全なダイビングを実施するために必要な事だと判断しています。それだけ簡単ではない海なんです。

しかし

神子元にダイビングできれば他の海とは比較にならない素晴らしい出会いが待っています。
その代表がシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)やメジロザメなどのサメちゃん達、けっこう高確率で出会えます。またウミガメちゃんもいますよ〜
またタカベという青と黄色の魚が大群でいます。今回はこんな感じでした↓



海中で遠くを見ていて「あそこ黒っぽいな〜、透明度悪そうだな〜」そこにこのタカベがいます(笑)
そして今回は5ダイブして全ダイビングで(単発ですが)ハンマーに出会えました。しかし、海中が暗いのと透明度も物凄く良いわけではなかったので写真は綺麗に撮ることはできませんでしたがこんな感じです↓

タカベの中を悠然と泳ぐメジロザメはしっかり見れましたよ↓



そして、ツバメウオもいました。
ツバメウオは成魚でそれだけでもレアですが、この子は潜降後すぐにいて、その後暫くついてきました。ハンマーを根待ちしている最中もこんな感じ↓



人馴れしてるのかぁ〜?神子元でそれはないと思うんですけど。

他にも大きなクエやアオウミガメが3匹、大型のカンパチの群れなど、神子元らしいいろんな生物を見ることができました。


スクーバダイバー認定,おめでとうございます!

2021年9月2日(木)

スクーバダイバー(仮免許)コースの海洋実習で福浦に行って来ました。

水温:26度
透明度:7〜8m

気温がぐっと下がって10月並みの最高気温21度となったこの日、陸上よりも海中の方が暖かい!
そんな中、初の海洋実習となったのはこのお二人

2週間前にプール実習を終え、今回いよいよ海デビューです。
1本目は体が不安定なところもありましたが、2本目は慣れたのか安定感が増しました。プール実習から「常に中性浮力」を心がけて練習しているので、浮きながら全てのスキルをこなすのが当たり前になっているお二人、ダイビング後に

「岩に当たりそうになって焦った」

お二人にとってはこの一言って当たり前の事なんでしょうけど、とっても素晴らしい心がけですよね。インストラクターとして非常に嬉しく思います。
また、バディ同士で協力し合う事もずっと実践してもらってます。その結果がコレ↓



ロープ潜降の様子ですが、撮影しているインストラクターを見ることなく、ちゃんとバディ同士で確認し合ってますね。
ガイドやインストラクターがいなくてもバディ同士でダイビングできることは自立したダイバーの基本です。スクーバダイバー認定ではまだバディダイビングはできませんが、最初からこの調子で練習していけば本物ダイバーにどんどん近づいていきますよ!

そして見事!スクーバダイバー認定となりました!
おめでとうございます!
次回からはオープンウォーターダイバーコースです。
更に自立を目指して頑張っていきましょう〜

イソギンチャク移植3回目,あの子が住み着きました!

2021年8月30日(月)

イソギンチャク移植コースを開催しました。

水温:26度
透明度:7〜8m

まず報告します。
2代目ドルフィンアイズ漁礁には2回のイソギンチャク移植をしました。そのイソギンチャクに3匹のミツボシクロスズメダイとイソギンチャクエビ2匹が定着しました!



↑イソギンチャクエビはイソギンチャクの下の方に2匹が動いています。わかりますか?
ミツボシは小サイズが2匹、極小サイズが1匹です。
計測してみましたが移植後、漁礁に定着したイソギンチャクは40個体です。そのうち約半数くらいのイソギンチャクにカザリイソギンチャクエビも住み着きました。

また、クツワハゼ(通称タモリハゼ)が巣を作ったようです。



↑初期の頃に運んだ大きな岩の下に作ったようです。産卵までしてくれると良いですね〜
漁礁に行った時には巣を壊さないように気をつけて観察しましょうね〜

さて、今回もたくさんのイソギンチャクを移植しました。

作業をしていたら、いつのまにやら大きなミノカサゴがやってきて獲物を狙っていました。
漁礁の生物が食べられてしまうのは微妙かもしれませんが、漁礁を作ると言うことは活発な食物連鎖の場所を作ることでもあるので、今のところは成功している証になりますね!

今回移植したイソギンチャク達、あまり逃げずに定着してくれることを祈ります。
また、クマノミも来てくれることを祈ってます。ただ…今年はクマノミ少ないんですよね〜

女子大生2名様が体験ダイビングに挑戦

2021年8月29日(日)

体験ダイビングでららら(平沢)に行ってきました。
お客様はお友達同士の女子大生2名様です。

水温:25度
透明度:8m

海況はなかなかいい感じのコンディションの中、まずはスノーケリングで海に慣れてもらいます。エントリーしてすぐにアオリイカの群れに遭遇しました。20〜30杯はいたかと思います。その近くを大きなボラが泳いでいたり、アイゴの子供の群れが餌を探していたりと次から次へ色んな生物たちがやってきました。透明度が良かったので結構深い所まで見れました。

その後はいよいよ体験ダイビングへ。
海水浴場側からエントリー、ここは緩やかな砂地なので初めての体験ダイビングでも安心です。スカシカシパンやナマコ、イソギンチャクなどの砂地の生物、ムラサキウニやカニなど岩場の生物、砂を少し巻き上げると寄ってくるキュウセンなど色々とご紹介し遊びました。
最初は緊張もあったようですが、水中ではお二人ともとても楽しまれているのがマスク越しににもよくわかりました。

また、ぜひ遊びにいらしてくださいね。




12

« ダイビング日記: 2021年8月 | メインページ | アーカイブ | ダイビング日記: 2021年10月 »

コース

お問い合わせはこちら

PAGE TOP