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伊豆,神奈川の冬の海でのダイビングやライセンス取得の魅力とは?

スキューバダイビングは夏のアクティビティだと思っていませんか?実はダイビングは1年中できて更に季節ごとに楽しみが変わるんですよ。
今回は伊豆、神奈川の海で冬ダイビングをする魅力についてお話ししていきます。

尚、冬のダイビングの準備については「伊豆,神奈川で冬の海にダイビングをする準備,冬仕度とは?」をご覧下さい。


目次

目からウロコの冬の海

1.水温
伊豆や神奈川の海水温は季節によって大きく変わります。年によっても違いますが8月〜9月で最高水温30度前後まで上がり、一方最低水温は2月頃12度くらいまで下がります。「やっぱり水温低いですね」と思われるかもしれませんが、よく考えて見て下さい。その頃の気温は1ケタです。ここ数年の横浜の1月〜2月の平均気温は5〜9度ですから水中の方が暖かいことになります。また、ここ数年は温暖化の影響からか最低水温が15度止まりになることもしばしば…。海中の方が年々暖かくなってきていることは間違いありません。

2.生物の変化
最低水温が上がってきていることは生物にも大きく影響しています。「季節来遊魚(きせつらいゆうぎょ)」と言う言葉をご存知ですか?実は伊豆神奈川の海は沖縄に住む魚たちが期間限定で登場します。この期間限定の魚たちのことを季節来遊魚と言います。南の魚と言われてすぐに頭に浮かぶような色と形の魚たちです。では季節来遊魚たちはどのようにしてやって来るのでしょうか?日本列島の南側には沖縄から北上する黒潮と呼ばれる海流があります。6〜7月頃からこの海流に乗って伊豆神奈川にやってきます。その後季節をまたいでどんどん成長するのですが、1月頃になると水温が下がりすぎ死んでしまいます。以前は「死滅回遊魚」とも呼ばれていました。(注:死滅と言う言葉が良くないことと、死んでしまうので回遊しないと言うことで今は使われていません)
季節来遊魚は非常にたくさんの種類がいますが、ここ数年は最低水温が下がらず、越冬する種が増えつつあります。
本来なら死んでしまうはずの魚たちを冬でも見ることができるようになっており、あと数年で季節来遊魚ではなくなってしまうかもしれません。南国化が進むのは環境的にはあまり良いことではないのかもしれませんが、ダイバー目線では季節来遊魚を楽しめる期間が延びています。


3.透明度
冬場の透明度は夏場に比べ素晴らしく上がります。悪くて10m、普通に15m、条件が良ければ20m以上!と言って良いほどになります。
理由は…
①プランクトンが減る
②強烈な季節風(南西風)で深場の綺麗な水が浅場に上がって来る
③雨が少なく土砂の流入が少ない
などが挙げられます。



冬のダイビングの魅力

1.生物の魅力
①季節来遊魚
先に紹介したようにここ数年は水温が15度程度までしか下がらず、冬でも季節来遊魚がたくさんいます。更に下がらなくなったとは言え、南国の魚たちにとって15度はものすごく低温なので動きが鈍くなります。夏場チョウチョウウオの仲間はちょこまか動き写真撮影するのは一苦労、無駄な鉄砲数打ちあたる状態でシャッターを切りまくるのですが、冬なら動きが鈍いので楽々撮影することができます。

②冬特有の生物
冬の生物が見れるようになります。いつもは深海(水深200m以深)に住んでいる魚たちが深海と浅場との水温差がなくなってくると移動してきます。リュウグウノツカイやキアンコウなどの深海生物を見ることができたりします。また人気者のダンゴウオや面白い模様と形のマトウダイ、ウミウシ類も多くなってきますね。

2.透明度UPの魅力
夏場の海なら透明度10mあれば「今日は綺麗だなぁ〜」と思うところですが、冬場は10mだと「透明度下がり気味だね〜」となるほど透明度は上がります。どのポイントでダイビングするかにもよりますが10時〜13時頃は日光が水中に入りこみ、透明度の良さとマッチしてとても綺麗、「海って青いんだなぁ〜」としみじみ実感します。
水中に入っているだけで楽しい、そんな海になりますよ。


3.水中撮影の魅力
透明度が上がってくると、ワイド撮影がものすごく楽しくなります。「青い海とカラフルなソフトコーラル」「青い海とダイバー」遠くまで見渡せるので群れも大きく見えますから「ソフトコーラルと魚の群れ」など…。思いのままに撮影してみて下さい。
写真は日光を入れた方がより綺麗に見えますから、先にもお話しした時間帯を参考に実際にダイビングするポイントならどの時間がたくさんの日光が入るのか?を検討してエントリーすると良いでしょう。


4.ナイトダイビングとクリスマスツリーの魅力
日が落ちるのが早い冬場はナイトダイビングの開始時間が早くなります。夏場では19時30分頃になってやっと暗くなりますが、冬場は16〜17時で十分暗くなりますので2〜3時間半程度は早く開始できます。より時間が有効に活用できるようになります。
また12月はクリスマスの季節、多くのダイビングサービスは水中にクリスマスツリーを設置します。この季節ならではの光景でワイド写真撮影もまた楽しいのですが、大瀬ではLEDライトでツリーを装飾し水中イルミネーションを楽しむこともできます。


陸上の魅力

1.混まない
はっきり言ってまず混みません。サービス施設はゆったり使えます。陸上ではのんびりとした時間が流れるのも冬ダイビングの魅力です。
また当たり前ですが、陸上が混まなければ水中も混みません。透明度は上がったままです。夏場のようにたくさんのダイバーが潜ることで透明度がダウンする、いわゆる「人災」がありません。また、人気の被写体を撮影する順番待ちもほぼ発生しません。


2.お風呂が気持ちよい
ダイビング後に入るお風呂や温泉は最高ですね!とっても気持ちが良いです。
アフターダイブの楽しみ方も季節によって変わりますね。


ライセンス取得に適した季節

1.やっぱり混まない!
夏場の海ではダイビングライセンス取得挑戦中の方を多く見かけます。数人の講習生さんを1人のインストラクターが担当することは普通です。それ自体は悪くありませんが、講習生1人当たりのスキル練習時間はどうしても少なくなります。練習量が多くなればダイビングが上手になり、自信がつき海中が物凄く楽しくなりますよ。


2.リラックスできる
初めてのダイビング講習はとても緊張するものです。透明度の良い海で受講できるのは心の面でとても良いことです。またインストラクターとマンツーマンで受講できたりするかも。数人もの受講生と一緒に受講するのは楽しいことかもしれませんが、マンツーマンは安心感が違いますね。


3.安全性もアップ
夏場はインストラクターの目が全員に届きづらくなります。もちろんインストラクターは最大限の注意を払っていますが、より全体がしっかり見える冬場は安全性もアップします。

4.とは言っても寒いんじゃ?
「ドライスーツ」をご存知でしょうか?体が濡れないスーツです。濡れるのは頭と手だけで体は濡れません。濡れないので服(インナー)を着て潜ります。水温に合わせて重ね着すればより低い水温でもOKです。意外と寒くない冬の海を堪能できますよ。講習をお願いするお店選びの時は「ドライスーツを使えるかどうか?」を確認してみましょう。

以上のことから冬場にダイビングライセンスを取得するのはとても良い選択です。


スキルアップに適した季節

1.ダイビングスキルの見直し
夏場にダイビングライセンス(Cカード)を取得された方は担当したインストラクターに相談し、今一度自分のダイビングスキルを見直してみてはいかがでしょうか? 透明度の良い海で少ない人数の中、インストラクターにしっかりと教わり直すことで忘れかけているスキルも思い出し、自分に自信がつきます。
冬場に今一度スキルを見直し、おさらいしておくことで次の春〜夏〜秋の海をとてもリラックスして楽しめるダイバーになれると思います。



まとめ

1.冬の海は素晴らしい!
・水温は気温より高く、実は水中にいる方が暖かい
・季節来遊魚(南の魚)がたくさんいる
・透明度が非常に良くなる

実は海中は冬が素晴らしい!と言うことがわかっていただけたと思います。


2.冬のダイビングは魅力がいっぱい!
・今までは死んでしまっていた季節来遊魚はたくさんいるようになり、更に撮影がしやすい
・冬ならではの深海性の生物も見ることができる
・抜群の透明度のダイビングは潜っているだけで楽しい
・水中ワイド撮影が容易で楽しくなる
・ナイトダイビングが早く始められ、水中クリスマスツリーが見れる

冬の海ならではの魅力がわかってもらえたと思います。


3.陸上の魅力!
・混まない
・お風呂がいい気持ち

混んでいなければ、ゆったりできますね!アフターダイブの温泉もより気持ちよいです。


4.ダイビングライセンス取得に最適な季節!
・混まないので落ち着いて受講可能
・透明度が良いのでリラックスして受講でき、安全性もアップ
・ドライスーツを使うことで暖かくダイビングできる

冬の講習はマンツーマンも結構多いです。しっかり習うことができますよ。


5.スキルアップにも最適!
・混まずに落ち着いた環境でスキルを見直すことができる

夏場にライセンスを取得した方はぜひ1度スキルを見直して見てください。


冬場のダイビングはメリットが多いことがお分かりいただけたと思います。
しっかりした装備で潜れば寒さもそれほど問題にはなりませんよ。
ぜひ冬場のダイビングを楽しんで見てください。

尚、冬のダイビングの準備については「伊豆,神奈川で冬の海にダイビングをする準備,冬仕度とは?」をご覧下さい。


この記事を書いた人

大川 厚

◆ドルフィンアイズダイビングスクール 代表
◆SSIダイビングインストラクタートレーナー
◆SSIリアクトライトインストラクタートレーナー
◆SSIエクステンデッドレンジインストラクター
◆SSIフリーダイビングインストラクター
◆ダイビング歴:23年
◆出身地:静岡県伊豆市

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