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ドルフィン日記

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藻場再生「ムラサキウニ駆除」活動

2022年11月16日(水)

海藻が生えている場所を藻場と言い、生物が多く住んでいます。
ここ数年、神奈川の海では海藻が激減しており、大きな問題になっています。
海藻は食物連鎖の根底、植物プランクトンを作ります。また、光合成して酸素を作り出すだけでなく環境の浄化をしてくれます。甲殻類や魚のエサ、住処にもなります。そして産卵場所や生育場所にもなっています。

海藻をエサとする生物はたくさんいますが、その中でもムラサキウニは生命力が強く、エサとなる海藻がなくなっても生きながらえて更に海藻が減っていきます。これを「磯焼け」と言います。小田原の海岸は磯焼け状態なのです。
今回、漁業関係者とダイビング事業者が力を合わせ、ムラサキウニの駆除をしました。
素潜りで入り、水中でムラサキウニを壊してきました。
今回は1回目の活動で、今後も定期的に行われます。反省点もたくさん出ましたので、どんどん良くなって行くと思います。

次回は1月に行われる予定です。


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岩の海中清掃ダイビング&中性浮力スペシャルティ

2022年3月13日(日)

岩で水中清掃が開催されました。
清掃に参加される方はシリンダー代とガイド代が無料、更にお弁当が付くと言う素晴らしい条件でした。

水温:15度
透明度:12m(講習中)

ご参加されたのはオープンウォーターダイバーコースを終了され、今回が5本目だったり7本目と言う初心者のお客様が4名とダイビング歴10年オーバーのお客様、まずは水中清掃を開始しました。
ドルフィンアイズが任されたエリアは港の中の漁船の下、上には船がありカバーンと呼ばれるすぐに緊急浮上できないエリアです。初心者ダイバーが多いドルフィンアイズチームですが、ダイビング練習はけっこうやってきたメンバーですのでそれほど心配ありません。それどころか、途中でお互いの残圧を確認しあいながら清掃を進めていく姿を見て、素晴らしいダイバーになってきたなぁ〜と感動しました。
この日、最終的には100kgオーバーのゴミを回収できたようです。




水中清掃後は中性浮力スペシャルティを開始!
もちろんインストラクターのいる講習ですが、エントリーや潜降浮上など講習以外のところはバディダイビングです。水中では中層に浮いているリングに当たらないようにホバリングしながらなるべくゆっくり通過します。まずはオープンウォーターダイバーコースで練習済みのホバリングを再度練習しなおします。その後リングくぐりにトライ!1回やればうまくいくと言うものでもありません。何度もトライ!その都度ずっとホバリングします。強制的に(笑)上手になりますよ。リング練習の後は実践練習、ファンダイビングを想定して潜降直後から水面に帰ってくるまでずっと着底しないようにダイビングします。
参加メンバーは更に中性浮力が上手になりました。今後のダイビングに生かしていってくださいね〜

↑みんなでホバリング(中性浮力)しながら集合写真!



↑なかなか上手ですよね〜

年末恒例,自分のダイビングマスクの大掃除

2021年12月19日(日)、25日(土)

毎年12月に開催しているダイビングマスクの大掃除
自分のマスクを自分で分解して洗って組立てるイベントです。マスクの種類は皆さんバラバラですが、スタッフがやり方やポイント、注意点などを指導しますので安心です。
綺麗なマスクで新年ダイビングを楽しんでくださいね〜


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