日記

新しい楽しい「魚との遊び方」ダイビング,福浦にて

2020年7月30日(木)

コロナと諸事情重なり7ヶ月ぶりのダイビングとなったお客様
こんなにブランクになるのはダイビングを始めてから初めて
今まで毎月のようにダイビングしてきたので、ある程度体が覚えていますが

油断は禁物!

今回も1本目はゆっくりと水の感覚を思い出すようなダイビング
2本目は基本スキルをおさらいしながら、攻めのダイビングをしました。

ポイントは福浦です。
なかなか終わらない梅雨の影響もあり透明度がとんでもなく落ちている今日この頃
浅場は透明度2mなんてザラな話
でも福浦は

透明度:8〜10m
水温:21〜22度


とナイスコンディションをキープ!これは素晴らしい!
素晴らしいのは生物も素晴らしい!
今年初の南国からの使者「ハタタテダイ」が4匹、超可愛いサイズです。




これからもっともっと増えてくれると嬉しいですね〜

そして面白かったのはニジギンポ
どこにでもいる魚ですが、空き缶など狭いところに住み着く習性があって
頭だけ出してこっちを見る姿はとっても可愛いです。
福浦では鉄パイプで講習用バーを設置してあるのですが、そのパイプと言うパイプにニジギンポが住み着いています。




ダイバーの指のタイミングに合わせてコケギンポが上下に!
これは新しい楽しみ方です。

そしてマダコが恋の季節を迎えています。
今回はメスダコの気を引こうとアピールするオスダコを見ることができました。
メスは巣の中に入ってオスを伺う、オスは腕を伸ばしてアピールする
写真では腕を引っ込めちゃいましたが、穴の中のメスと外にいるオス、かわりますか?
擬態上手のマダコたち、クリックして写真を大きくして探してみてね。

無事産卵してくれると良いですね。

産卵といえば、ネンブツダイやクロホシイシモチも絶賛産卵中
産卵直後にオスが口の中に卵を入れ、飲まず食わずで口内保育します。
アゴが出っ張っていれば卵を咥えている証拠
今度ダイビングで探してみてね。
今回は産卵直前と思われるペアに遭遇しました。
夕方に近づくと産卵を促すように震えますが、その前段階です。



イシモチの仲間は既に稚魚が産まれて群れを作っている場所もあります。
夏の海!活気のある海になっていきますよ!

そして、2匹のエイにも遭遇、ヒラタエイです。




その他、クマノミやミツボシクロスズメダイ、穴子の仲間モンガラドオシ、タツノイトコ、サツマカサゴ、サキシマミノウミウシ、コケギンポ、越冬したヘラヤガラ、サンガの間にサンゴガニなどなど
充実の2ダイブでした。


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