日記

湧水にダイビング,高所淡水ダイビングを本栖湖で

2020年8月25日(火)

1年ぶりの本栖湖(もとすこ)ダイビングです。
本栖湖は富士五湖の1つで流れ込む川がなく、湧水の湖で透明度が高いのが特徴です。
そして日本で数少ない「高所潜水(アルティチュードダイビング)」ができる湖です。
今回は初めてアルティチュードを経験する方(アルティチュード講習)と、昨年に引き続きご参加のリピーターさん達で総勢4名で行ってきました。

1本目は「クレーター」湧水ポイントです。
水が湧いている所が大きな穴になっていて、まるでクレーターです。
今年は梅雨が長かったせいか、例年に比べ湖水面が2mほど上昇しているとのことで、いつもは陸上の場所が水中に…
なのでこんな素敵な状況になりました。


「昨晩降った雨の影響で透明度が落ちてますよ〜」
サービスさんが言っていましたが、いやいやそんなことないですよ。
ダイバーの影、水底にしっかり映るぐらいの透明度
綺麗です。


そしていよいよクレーター!
湧水部分へ


大きいものは直径1m以上、深さは計測できません。
上の写真が穴の真上からしたを撮影した写真です。
この穴の下から水温15度くらいの綺麗な水が湧いています。写真には写っていませんが、実際に目で見るとサーモクラインが確認できますよ。

湧水クレーターの近くにこんな生物がいました。


ナマズのようにも見えますが「ギギ」と言う魚です。
湖ならではの出会いですね。

2本目は「スポーツセンター前」へ
こちらも水面のダイバーの影が水底にクッキリ!


このポイントは大きな沈木(ちんぼく)があること
沈木とはその名前の通り沈んでいる木
水の中に沈めたものはどんどん朽ち果てるイメージありませんか?
海水の場合はそうです。錆びたり腐ったりします。
でも完全に真水につけたものはそう簡単に腐らないんです。
大昔に沈んだであろうこんな大きな木が残っています。
中は空洞になってますが、差し込んだ光は超綺麗。


ここでは数匹のブラックバス(オオクチバス)と色のついたニシキゴイ(錦鯉)に出会いました。
湖ダイビングで色のついた魚に出会うことは貴重です。




帰り道すがら、大川の希望で「溶岩樹型」を見学
流れて来た溶岩が生えていた木を飲み込み、この後木が朽ち果てて穴になったものです。


もっともっと大きく、深いものもあり、色々見れて楽しかったです。
そして勉強になりました。


ご来店、ダイビングの際は【改訂版新型コロナ対策】にご協力下さい。

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