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ドルフィン日記 スキューバダイビング: 2022年1月

安良里でボートダイビング

2022年1月22日(土)

安良里でボートダイビングしてきました。
ダイバーはウチのブループだけで貸切状態でした。
この日は3名のキャンセルが入ってしまいました。お体の調子が悪くなったり、コロナ感染者急拡大の影響だったり、3回目ワクチン接種だったりと色々でした。
皆さん、体調には十分ご注意下さいませ。

水温:15度
透明度:12m

安良里は「あらり」と読みます。
実は大川が初めてボートダイビングした思い出のポイントでもあります。西伊豆ならではののんびりとした漁師町ですが、風を避けることができる地形の湾になっていて、大きな船が入れるドックもあります。遠洋漁業の基地にもなっていて秋には3ヶ月くらいかけて漁をしたサンマ船が帰ってきます。今回もその遠洋漁業船が僕らがダイビング中に出港していきました。話を聞くとサバ漁だそうです。

さぁダイビングですが、1本目は「沖の根」2本目は「御黄金(みこがね)」に潜りました。
一度は13度に下がった水温も、また上がったそうです。でもこの時期の本来の水温です。神奈川の海に限らず、今シーズンは水温がいい感じです。ただ、ここ数年越冬していた南の生物は生き延びれるかどうか。。。でもこれが本来の姿です。
水温が下がってきたせいもあり、ウミウシを数種類見ることができました。
中には珍しいものも!ヒョウモンイロウミウシやイガグリウミウシはあまり見かけません。名前のわからないものもいましたよ。
また、ペアのクダゴンベにも出会えましたよ。


オープンウォーターダイバーコース,プール講習

2022年1月21日(金)

オープンウォーターダイバー(ダイビングライセンス取得)コースのプール実習を開催しました。
今回の講習生様は既にスクーバダイバーコースでプール実習と海洋実習を1回ずつ経験済み、今回で3回目の実習になりますので、徐々にインストラクターなしでもできる事を増やしていく段階です。例えば器材セッティングやバラし方、装着方法など時間をかけてゆっくり思い出しながらご自分だけでやっていただきました。

「オープンウォーターダイバーに認定されたダイバーはインストラクターがいなくても同じ認定を受けたダイバー同士2名でダイビングができる」

世界共通の決め事ですが、日本では諸事情がありなかなかここまではできないのが現状です。でも、陸上でも水中でも自分ですべきことはできるようにする、これ当たり前のことなんですが、日本ではなかなかできてないのが現状です。ドルフィンアイズでは当たり前のことを当たり前にできるようにご指導しますよ〜

今回の講習生様、いろんなスキルをたくさん練習し、上手になってました!
実習後はパーパーテストも実施、1発合格でした。
海洋実習は来週末、この調子で楽しんできましょう〜






オープンウォーターダイバーコース,プール講習

2022年1月15日(土)

以前なら成人の日だったこの日、遠い(遠い)昔の自分の成人式をちょっと思い出しました。平成になっていたとは言え、携帯電話を持っている人少なく、大川はまだ持ってませんでした。式の後に「カラオケいこーぜ」ってことになりましたが、バラバラで向かったので、先に行った仲間がどの部屋にいるかわからず1部屋1部屋外から確認した覚えがあります。今なら電話かLINEで1発…ってとこですがね。そう言えば今年の4月から成人が18歳〜になるそうですね。明治時代以降約140年の間ずっと変わらなかったものの改正、凄いことですね。

…気がついたらダイビングに関係ないことを長々書いてしまいました。ダイビングの話に移ります。。。

今回はダイビングライセンス取得(オープンウォーターダイバー)コースのプール実習です。
講習生様は12月にスクーバダイバーコースの2日間を修了され、そのままの流れでオープンウォーターダイバーコースへ。スクーバダイバーコースで既に1度海を経験、更に今回でダイビング講習3日目ですので色々と自分でできることが多くなりました。器材のセッティングが良い例です。また、フィンの履き方やマスクの装着方法、中性浮力の調整方法やマスク脱着なども安定していました。新しいスキルもたくさん行いましたが、良い感じでしたよ。

プール実習が終わってからはペーパーテスト、こちらも高得点で1発クリア!素晴らしいです。

海洋実習は再来週末、今回の実力を発揮して下さーい!



ゆっくりのんびりでダイビング初心者コースを受講

2022年1月13日(木)

ドルフィンアイズでご提供している3つのダイビングライセンス取得コース
その中で5日かけてオープンウォーターダイバーをじっくり取得するコースがこの「ゆっくりのんびりダイビング初級コース」ですが更にじっくりと、ゆっくりと講習生様のペースに合わせて進めています。
今回でSSIで決められているプール実習のカリキュラムは一通り全て修了しました。
今まではダイビング後に出ていた筋肉痛も最近は無くなったとの事、レギュレータ呼吸もストレスなくできるようになったと嬉しいお言葉もいただきました。
ダイビングは水中に入っている時間、練習する時間に比例して上達しますね〜
次回からは今までやってきたスキルに磨きをかける練習をしていく予定です。




初めての伊豆海洋公園ダイビング正月バージョン

2022年1月12日(水)

透明度の良い冬の東伊豆エリア、伊豆海洋公園でファンダイビングしてきましたよ。

水温:15度
透明度:15〜20m

透明度良いです!水深24mくらいで砂地にダイバーの影ができます!
この日は伊豆季節風の南西風が吹きました。激しく吹くと荒れ荒れになってしまう伊豆海洋公園ですがそれほどではなく、むしろたまに強めのうねり波が打ち寄せるコンディションでした。お客様の1人は今回が初海洋公園とのことで、海洋公園のうねりの洗礼を浴びていただきましょう〜

1本目は1番根方面へ
飛び根周辺ではシラコダイが群れ群れでした。またクエ穴ではソウシカエルアンコウと言うカエルちゃんの中でも珍しいヤツと遭遇!一見しただけでは見つけられない擬態上手っぷりでした。そして今年の干支「トラ」にちなんで?トラウツボがたくさんいました。

2本目は砂地〜ブリマチ方面へ
クリスマスに設置された水中クリスマスツリーやリースは見事に年始バージョンに生まれ変わっていました。そんな光景を見ながら砂地では伊豆版ニョロニョロのアキアナゴ、砂地から毛が生えてるみたい。メイタガレイやテンスなどを見ながら岩場を駆け上がるとそこにはクマドリカエルアンコウ!結構大きくなってますね〜今年は水温が下がっていますから越冬できるか微妙です。
そしてエキジット間際にコブダイ登場!老成魚ではなくまだまだ若い子でした。

伊豆海洋公園のポテンシャル、感じていただけたようです〜


平べったい海の怪獣が登場!その正体とは?

2022年1月10日(月祝)

3連休の最終日、小田原最南端ダイビングポイント「江之浦」でファンダイビングをしてきました。
北東風(ならい)が少し吹いていて水面は若干の風波がありましたが、水中はナイスコンディションでした。

水温:14度
透明度:12〜15m

今、江之浦ではレアな海の怪獣が出現中です。そいつは平べったくて砂に紛れています。
では怪獣のパーツ写真をお見せしますので、どんな魚なのか当ててください。あなたは何枚目で当てることができるでしょうか?

①まずは脇腹のあたりの写真です。
マキビシみたいな形が特徴的ですね↓

②次は胸ビレのあたりの写真です。
脇腹とは少し違ったトゲトゲっぷりです↓

③3枚目は口の写真です。
口と言われてもどれが口なのか???↓

④それでは大ヒント!目です↓


⑤では最後のヒント、目と口です↓

いかがでしょうか?
おわかりになりましたか?
答えはこの魚です↓

は?これ見てもよくわからん。という方も多いのでは?これはキアンコウと言う魚です。砂に埋まってこっちを見ています。アンコウ鍋やあん肝で有名なあのアンコウです。
サイズ感はこんな感じ↓

大人(成魚)サイズです。
キアンコウは冬の使者、いつもは深く低い水温の場所にいますが、この季節浅い場所の水温が下がると豊富な餌を求めて上がってくるんですね。今年はここ数年に比べると水温が下がっていて本来の冬の海になっていますよ。

キアンコウ以外にもいろんな生物がいっぱい!
ウミウシはシロ、アオ、キイロウミコチョウが、カイメンの中には一見すると見分けがつかないクシノハカクレエビとザラカイメンカクレエビが、カミソリウオやホソウミヤッコ、ニジギンポなど。
最後の写真は真ん中の黒い物体がオオモンカエルアンコウです。
江之浦、生物がアツイです。


NEWダイバー誕生!

2022年1月9日(日)

3連休の中日、岩でオープンウォーターダイバー(ダイビングライセンス取得)コースの海洋実習とファンダイビングをしてきました。海洋実習は最終日でこれが終わればめでたくダイバーの仲間入りです!

水温:14度
透明度:12〜15m

1月に入り、西湘地区の海の水温は急激に下がりました。例年よりも早いペースです。ここ数年、冬になってもあまり水温が下がらない影響で海藻があまり育たず、生態系に悪影響が出ていたので今年は海が健全化するかもしれませんね。この水温のおかげか今まではあまり見かけなかったマナマコやトラフナマコがこの日は多く見れました。

さて、講習の様子はこんな感じ。
最終日ともなると今までプール2回、海1回の合計3日間練習してきましたので、中性浮力も板についてきました!砂を巻き上げることなくいい感じで浮いてますね〜↓



浮力系スキルでは安全停止も重要です。
ロープがあれば簡単ですが、これからダイビングする場所全てにロープがあるとは限りませんから、水深計(ダイブコンピュータ)を見ながら水深5mでホバリングができるように練習します↓



ダイビングライセンスを取得するのに十分なスキルが身についてますね〜
素晴らしいです!
水中移動中もなかなかの中性浮力でGoodした!

↑黒いのはホウボウの幼魚です。今回幼魚も成魚も見れました。

そしてめでたくオープンウォーターダイバーコースが修了!
おめでとうございます!!
晴れてダイバーの仲間入りですね。
これからもよろしくお願いいたしまーす!

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