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ドルフィン日記 スキューバダイビング: 2021年12月

2021年ドルフィンアイズ潜り納め,大瀬でレア物三昧

2021年12月25日(土)

2021年のクリスマスは今年最後のダイビングの日となりました。
潜り納めは大瀬でファンダイビングです。
今回のお客様はベテランのお二人なので、大川も軽くファンダイバー気分で楽しませていただきました。

水温:17度
透明度:10〜12m

1本目は湾内正面エリアへ
狙いは①もじゃもじゃのニシキフウライウオのペア、②瓶に住む黄色が可愛いミジンベニハゼ、そして③人気者のピカチューウミウシことフデフリツノザヤウミウシ3匹です。①と②はー22〜23m付近にいてしかもじっくり撮影したいので時間もそこそこ欲しい、窒素が溜まりすぎないように浅い水深を移動して向かいました。①も②も③もしっかりゲット!写真もしっかりゲット!ついでに水中クリスマスツリーも見てきました。面白かったのはウツボ、どこにでもいる普通のウツボですが、穴から頭だけ出してました。まるでコケギンポ状態、しかも水神の鳥居に空いた穴で体はどうなってるんじゃい?

2本目は湾内左側(マンボウ下)エリアへ
狙いは④ファインディングニモでおなじみドリーことナンヨウハギ、⑤目撃情報あり?カエルアンコウ、⑥絶滅危惧種の超大物オオウミウマです。
まずは⑤を狙って桟橋沖へ、エントリーして直ぐに可愛いサイズのサザナミフグに出会いました。ここには昔から魚礁が点在していますがその内一番大きな魚礁を目指します。魚礁はハナダイの群れやソフトコーラル類が多く綺麗です。探していたらここでもピカチューウミウシが2匹いました。これでこの日のピカチューは合計5匹!狙いのカエルちゃんは見つかりませんでしたが、お客様がビシャモンエビをゲットでした!そして④を狙って新魚礁へ、魚礁のトップにエダサンゴが移植されていてそこにいました!しかもけっこう大胆なドリーちゃんでサンゴの上を泳ぎまっくってました。伊豆で見るドリーってシャイな子が多く直ぐにサンゴの間に逃げちゃうんですがね。激写です。更にこの魚礁ではキンギョハナダイやミナミゴンベなどムッチャ撮影しやすいです。今度から大瀬の定番にしよ。そして⑥を狙いつつ帰るとロープについた巨体は結構遠くから見つけることができました。

マクロ三昧、お客様様には喜んでいただけて良かったです。


オープンウォーターダイバーコース3日目,プール実習

2021年12月23日(木)

ダイビングライセンス(オープンウォーターダイバー)取得コースの3日目
前回は初めての海洋実習を経験した講習生様、落ち着いたプールに再度戻り、新しく緊急系スキルのトレーニングを開始します。ドルフィンアイズのオープンウォーターダイバーコースはプールトレーニングが2日間ある全4日間、低価格なのにじっくりしっかり習えて練習でき、上手になる特別なオンリーワンプログラムです。

今回のトレーニングでは
ウエイト脱着、BC脱着、空気供給浮上、緊急スイミング浮上、緊急浮力浮上、マクスなしスイム、ホバリング、安全停止、サーフェスマーカーブイの使い方、足つりの治し方、ダイバー曳航などを練習しました。
今回でトレーニングも3日目ですので、器材セッティングなど今まで習ってきたことはインストラクターの力を借りず、なるべく自分1人でできるように慣らしていきます。

初めて教わることはしっかり教え、1度練習したことは繰り返し練習する、SSIの素晴らしいトレーニング方法です。ドルフィンアイズではSSIの考え方に基づいて講習を進めています。

写真や動画はホバリングと安全停止の様子です。今回初めて習って練習した時のものです。
水中で少しアドバイスをしましたが、ほぼ最初からこんな感じでした。上手ですね〜。これも1日目のプール実習の最初のレギュレータ呼吸から中性浮力状態で繰り返し練習してきた成果ですね。また、一度海洋実習を経験しているのも大きいと思います。
この調子で4日目の海洋実習も頑張っていきましょう!
海洋実習は新年になってから、2022年最初のドルフィンアイズオープンウォーターダイバー認定となる予定です。








ダイビングライセンス取得とファンダイビング

2021年12月19日(日)

ダイビングライセンス取得(スクーバダイバー)コースの海洋実習とファンダイビングで伊豆海洋公園に行ってきました。
海洋公園と思えないくらい波のないコンディションでした。クリスマスイベントも開催中で多くのダイバーがいましたよ。

水温:17〜18度
透明度:10〜15m

ライセンスコースは2名の講習生様を大川が担当しました。
潜降は水深3mくらい、プールと変わらんですがその後は中性浮力で泳いで移動、水深7〜8mくらいの場所で講習を実施しました。もちろんいろんなスキルは中性状態で行います。特にマスク脱着は「緊張した〜」と仰っていましたが、みんなそんなもんですよ〜。その言葉を聞くと大川も初心者だった頃を思い出します。初心に帰らせてくれる魔法の言葉かも。でもプールでたくさん練習しましたから全てのスキルを見事修了できました。水中移動中も大きなウツボやアオブダイ、ミノカサゴなど見応えのある生物を見ることができました。
これで初めてのCカードGET!おめでとうございます!次はオープンウォーターダイバーコースに進むことも決定!今後の課題も見つかったのでそれを改善し、これからもっとレベルアップしていきましょう〜

一方、ファンダイビングは田村が担当しました。
ダイバーに人気のクマドリカエルアンコウがいたようです。砂地では相変わらずアキアナゴがたくさーん。砂地から毛が生えてるみたい。そして風物詩となっている大きなクリスマスツリーも設置されてます。お大きなツリー以外にも小さいツリーやリースまで登場しました。リースは初です。サービスさんもいろいろ頑張ってダイバーを楽しませてくれてますね。ありがたいことです。





初のボートダイビング後に熱海花火大会鑑賞

2021年12月18日(土)

ダイビングの夢が「トラック環礁でレックダイビング」のお客様、近場のレックダイビングと言えば「熱海の沈船」ですね。今回が初めてのボートダイビングと言うことで熱海でボート講習を開催しました。この日は夜に海上花火大会が開催される日でしたので、ダイビング後にしっかり鑑賞してきましたよ。

また、今回からNEWドライスーツでダイビングされたお客様もいらっしゃいました。2着目買い替えのドライスーツはワールドダイブ社2021年限定モデルでラジアル素材の暖か仕様です。おめでとうございます!

水温:17〜18度
透明度:10〜12m

早くも1本目は「沈船」へ
ロープ潜降していくと眼下の沈船上で数匹の魚がグルグルしているのが見えました。ブリの子供のイナダです。ブリは出世魚なのでサイズによって名前が変わります。ワカシ(20cmまで)→イナダ(40cmまで)→ワラサ(40〜60cm未満)→ブリ(60cm以上)の順です。海中でマスク越しに見ると3割増しなのでイナダサイズでもけっこう大きく見えますよ。
そして沈船といえば穴から差し込む船内の光と魚影とのコラボ、これは相変わらず素晴らしいですが、あれ?船内がいつもより明るい気が…これはビックリ!船体の傷みっぷり…甲板がまた崩落してました。大きいウネリが来るたびに壊れていく感じです。沈む前から既に一線から退いていた老朽船でしたので仕方がありませんが、少しでも長く船としての原型をとどめてほしいものです。

2本目は「小曽我洞窟」へ
ここは冬場の期間限定のポイントです。洞窟とは行っても先が抜けていますのでトンネルと言ったほうが正確です。洞窟は水面上にも出ていますので船からでも見ることができます。ダイビング中も万が一の時は水面に浮上できるの点も安全安心です。全体的に水深も浅く初心者ダイバーでも楽しむことができますよ。見どころは洞窟内から見る綺麗な光!青い光を堪能できるのはダイバー特権です。

ダイビング終了後、ご飯を食べながら花火までゆったり時間を過ごしました。
熱海の花火大会は光はもちろん、音も凄いんです。後ろの山々に反響してサラウンド効果絶大!子供はびっくりして泣いちゃうくらいです。そして何回見ても少しずつ変化があって楽しいです。最後の空中大ナイアガラは必見です!
花火を見た後は速攻で小田原へ。熱海から小田原まで30分で到着でーす。


ホバリングも集中練習できる波潮カレント講習

2021年12月17日(金)

波潮カレント講習の海洋実習で岩に行ってきました。
この日の午前中はピンポイントで雨予報、でも海中は素晴らしいコンディションでした。
水深5mから砂地を見下ろすと見える見えるよく見える!
左はドルフィンアイズ魚礁の更に向こうの波消しブロックから、右はダイビングサービス魚礁がうっすら見える?そんな感じでした。これで晴れていたら物凄いことになっていたと思います。

水温:17度
透明度:15mオーバー?

そんな中、まずはホバリング練習を。
シリンダーのエアがたくさんある時と少なくなった時の2パターンでホバリング練習します。
ファンダイビングする時に大変役に立つホバリングスキルですが、水中から安全停止フロート(サーフェスマーカーブイ)の打ち上げをする際にもとても重要になります。この講習ではドリフトダイビングを想定して水中からのフロート打ち上げを練習しますのでその土台となるホバリングをおさらいするわけです。またシリンダーはエアがたくさん入っている時と少ない時で重さが変わり浮力も変わりますからその両方で慣らします。

ホバリングをたくさん練習した後はファンダイビング、そしてフロートを打ち上げます。フロートも販売されているノーマル状態ではなく、打ち上げしやすいよう特別にカスタマイズしたものを使用します。この特別仕様はドルフィンアイズオリジナルです。

水深5mでホバリングしながら1回目の打ち上げ練習へ、修正点をお伝えし2回目の打ち上げ練習へ。
上手くなりました。
ホバリングしながら他のこと(打ち上げ)をするのは意外と難しいんです。
これからのファンダイビングなどでもおさらい練習できますのでやっていきましょう〜

↓1回目の打ち上げ、上手くいってましたが最後に…


↓2回目の打ち上げ、皆さんに参考にしてほしいスキルです。


↓2回目打ち上げ後、浮上するスキルです。



ライセンスコース,初めての海洋実習と限定水域実習

2021年12月12日(日)

3日連続のダイビングライセンス取得コース、連続ではありますが3日間とも別のお客様です。
それもこの日は初めての海洋実習と限定水域実習の2組に分かれての講習でした。
当初は岩と湯河原プールに分かれて行こうかと計画していましたが、海が荒れてしまったので全員でららら(平沢)へ行ってきました。

水温:18度
透明度:10m

大川が担当したのはオープンウォーターダイバーコースで初めての海洋実習の講習生様、水中生物が大好きな方です。水面移動中からたくさんの生物たちに出会いました。初めての海洋実習は緊張するのは当たり前、講習生様もダイビング前は「緊張してきた〜」と仰っていましたが、たくさんの生物を見ながら徐々に緊張が緩んだようです。実習終了後の記録つけ(ロギング)では今回出会った生物たちの名前をしっかり書き留めていましたよ。もちろん水中スキルは見事にこなし合格!次回は2回目のプール実習です。

一方、限定水域実習は田村が担当しました。
限定水域実習とは?「海の浅い場所で行うプール実習」です。世界中ではプールがないプールが使えない場所はたくさんあります。そんな地域では海の足の立つところで実習するんですね。らららは砂地で防波堤に囲まれた海水浴場がありますので、限定水域実習がやりやすいんです。講習生様は前回初めての海洋実習が終わっている方なので、更に楽しく実習できます。
講習途中で風が強くなってきて、急遽海水浴場から西口にポイント変更となりましたが、簡単に変更できるのもらららの魅力です。スキルはたくさん練習して次回の海洋実習の準備ができたようです。

全ての実習が終了してから貝殻亭でランチ、ここもご満足いただけたようでーす。


連日のダイビングライセンスコースプール実習

2021年12月11日(土)

前日に引き続き、ダイビングライセンス(スクーバダイバー)取得コースのプール実習を開催しました。
今回の講習生様も東京から小田急線でいらしたようです。
今回は田村インストラクターもプール実習に参加、講習生様1名に対し2名のインストラクターがいるゴージャス講習でした(笑)
浅いプールではまず始めにレギュレータ呼吸練習、そして中性浮力調整練習を行い、浮力感覚を覚えてもらいます。その後レギュレータクリア、レギュレータリカバリー、マスククリア、マスク脱着などの超基本スキルをたくさん練習します。その後、深いプールに移動し浅いプールで練習したことを一通り繰り返し練習します。たくさんの練習量は海洋実習前の自信につながりますよ。
スキルはバッチリできるようになりました。
お店に帰ってからはペーパーテストを実施、高得点で合格となりました。おめでとうございます!
次回は海洋実習、楽しんでいきましょう〜




ダイビングライセンスコースのプール実習

2021年12月10日(金)

ダイビングライセンス取得(スクーバダイバー)コースのプール実習を開催しました。
今回の講習生様は東京からお越しです。
朝小田原駅に集合、車でピックアップします。小田原駅は小田急線、東海道線、新幹線、そして大雄山線と4つの路線が入る駅ですので、お客様にとっては非常に便利ですね。
その後湯河原にある室内プールへ、冬でも暖かく受講できるのは素晴らしいです。更にドルフィンアイズでは海洋実習も見越してプールでもドライスーツで受講してもらってます!プールとなるべく同じ条件で海洋実習に行くことで、初めての海洋実習のストレスをなるべく少なくでき、海が楽しくなりますよ。
プール実習では肺の浮力コントロールをしながら色々なスキルを練習しました。
うまくできていましたよ。
海洋実習も楽しめると思いまーす!




夜の海に潜る,平沢でナイトダイビング講習を開催

2021年12月7日(火)

SSIナイト&視界不良スペシャルティの海洋実習とファンダイビングでららら(平沢)へ行って来ました。

水温:18度
透明度:10m

ナイトダイビングはその名の通り夜潜るダイビング、昼間とは大きく変わる海中の様子を探索できるドキドキワクワクのダイビングができます。その魅力を簡単に説明すると…

①魚が寝る→逃げないので間近でじっくり見れます!色が変わる魚も!
②夜行性生物が動き出す→エビカニなどが超活発!昼間は砂に潜っていた生物も動き出す!
③夜光虫が見れる→光るプランクトンが120%見れる!海中を飛ぶ蛍のよう!

そんなわけでナイトダイビングは超楽しいです。
大川統計では初めてナイトダイビングするお客様の約8割は「緊張しますね〜ちょっと怖いですね〜」と言いますが、ダイビング終了後に聞くと約8割の方が「昼間より楽しいですね〜」と言います。
そんなナイトダイビングの日は、通常の昼間のダイビングを2本こなしてから夜を待って行います。この時期は暗くなるのが早いので17時頃にはナイトダイビング開始!お店に帰ってくるのは20時頃、余裕です。

今回のナイトダイビングは?
昼間は出会わなかったダイナンウミヘビが2匹、昼間は隠れていたスナダコ、砂地を徘徊する貝、そこかしこに巨大なアカオニナマコ、それに住み着くレアなウミウシカクレエビ、シマシマに変わったアオヤガラ、大胆に出てくるオトヒメエビなど見ることができました。

ちなみに昼間は巨大オオモンカエルアンコウ2匹や艶やかなモンハナシャコ、らららでは定番になりつつあるサザナミフグ、クロスジギンポ、コケギンポなどと出会えました。


堂ヶ島でファンダイビング

2021年12月5日(日)

堂ヶ島へ行って来ました。
海底温泉が湧くNEWポイント「サク根」のご希望があって行ったのですが、サク根は5月〜11月までの期間限定ポイントだったと言うことをすっかり忘れて現地に行ってしまいました。。。しかしながら前日の西風爆風の影響でウネリと透明度ダウンがあり、サク根は快適に潜れる状況ではなかったので、どちらにせよ潜れませんでした。来年またリベンジ!と言うことにしましょう。

水温:19度
透明度:7〜8m

1本目は「浮島根」へ、ここはワイド系のポイントです。今回はマクロをするかと思いましたが、エントリーするとそこそこ抜けていてしっかりワイドも楽しめ、あいかわらずキンギョハナダイがたくさんでした。

2本目は「カマガ根」へ、ここは地形とマクロ系のポイントです。
ウミスズメやカップルのウミウシ、そして地形では水路や不思議な穴3連発など、なんでこんな地形になったかなぁと水中で考えてしましました。

ランチは「ぱぴよん」へ
このお店いろいろなメニューがあって、更にダイバーに優しい営業時間、最近の堂ヶ島、雲見ダイビングの定番となっています。


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