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日記 ダイビング日記: 2021年11月 2ページ目

ゆっくりのんびりダイビングライセンス取得コース2日目

2021年11月5日(金)

50代以上や体力に自信のない方向けのダイビングライセンス取得コースが「ゆっくり、のんびりダイビング初級コース」です。
このコースはオープンウォーターダイバーコースですが、他店では通常3日で終わらせるものを、5日間かけて行う特別コースです。
特徴としては5日のうち、3日はプールで練習します。プールでゆっくりのんびり、しかもしっかり練習できて自信をつけてから海洋実習に行けますよ。

さて今回はコース2日目、2回目のプール講習を開催しました。前回のプール実習でやったことをもう一度おさらい練習したり、上手くいかなかった点を再度練習したりしつつ、新しい練習も取り入れていきます。

次回はいよいよ海洋実習です!


堂ヶ島で海底温泉ダイブ,レア生物2匹奇跡のコラボ

2021年11月3日(祝水)

西伊豆の人気ポイント堂ヶ島へ行ってきました。

水温:23度
透明度:15m

新しくオープンした海底温泉ポイントの「サク根」は潜るとして、もう1本はどこに潜ろうか?行きの車の中でご希望を募ると「ドリー(ナンヨウハギ)が見たい」とのこと。おっとこれは難題、珍しい上にシャイな魚なので簡単に隠れちゃう。。。サービスに到着後ドリーの場所を聞くと「サク根ですけど、昨日潜ったけど見れなかったんです。いなくなっちゃったのかなぁ」とのこと。でもまだ周辺にいる可能性があるので、場所だけ把握し、2本ともサク根へ行くことにしました。

サク根は2本潜っても全ては回りきれないほど大きなポイントです。

1本目は北の根エリアへ
ここはダイナミックな地形やトンネル、海底温泉があります。
生物を探しつつ、進んで行くとハタタテハゼを発見!穴に引っ込んでしまう習性のある魚ですが、水温が高いせいなのか近づいても引っ込まずたくさん撮影させてくれました。またミチヨミノウミウシやクマノミなどを見て、そろそろ安全停止しよーっと思っていたら「あれ!?マジ!?」なんと!タテジマキンチャクダイとサザナミヤッコのコラボ実現!それも成魚サイズ!!それぞれの魚は幼魚で見ることはありますが、伊豆で成魚サイズはなかなか見れません。その2匹が一緒に泳いでいるとは!大興奮でした。

伊豆の海、すげーことになってきました。

2本目は南の根と東の根エリアへ
ドリーさん狙いましたが、こちらは撃沈!
でも白黒模様が綺麗なマダラタルミの幼魚やBigなヘラヤガラ、ミナミハタンポの群れ、そしてキカモヨウウミウシと言う見たことのないウミウシ、海底温泉を堪能してきました。

帰りはちょうど夕焼けの時間になったので、黄金崎で海に沈んで行く夕陽をこれまたじっくり堪能しました。

↑温泉の噴出口です。結構熱くて50度以上の温泉です。
↓黄金崎にある「馬ロック」その名の通り馬の頭に見える岩です。タテガミまであってまさに馬!


安良里でバースディダイビング

2021年10月31日(日)

緊急事態宣言も明けたので、少しはハロウィン気分になった世の中ですが、この日はお客様の誕生日
主役はこのお方です↓

10月最終日でもシーガル(半袖ウエット)で超快適にダイビングするあのお方です。
ご希望により、安良里でボートダイビングしてきました。

水温:21〜23度
透明度:10〜12m

微妙に雨模様でしたが気温はまずまず、今回珍しく現地のガイドさんに先頭をお願いして、大川はお客様とバディを組んでグループ全体の安全管理をしました。

「大川さんが後ろにいる方が危ね〜(笑)」

と言うご意見もありましたが、久しぶりにお客様の位置でダイビング、これはこれでけっこう勉強になりました。

さて、1本目は「御黄金(みこがね)」へ
−30m〜−5mまで続く大きな根のまわりを潜ります。今回はハタタテハゼやマダラタルミの幼魚、一見ソラスズメダイに見えますが背中が黄色いセナキルリスズメダイなどがいました。
ここでサプライズ!
水中でスレートに「ポケットの中を探してみて」と書きました。実は前日から主役のBCのポケットにおめでとうフラッグを仕込んでおいたんです。この新しい方法は本当にサプライズになったようです。

誕生日、おめでとうございまーす!!!

2本目は定番の「沖ノ根」へ
根の周りには大きなコロダイが泳ぎ、キンギョハナダイも綺麗でした。この根は水路があり、冒険気分を味わいながらショートカットできます。透明度が良かったので、水中から船の底がしっかり見れました。



生物といい、透明度といい、西伊豆がアツイです。


人気の田子で洞窟ダイビング

2021年10月30日(土)

田子のボートダイビング、お客様にはかなり人気で毎ツアーかなりご満足いただいています。
その理由は

①ビックリする程の魚影
②ダイナミックな地形
③マクロ(小さな)生物もたくさん

そんな田子でよく潜るポイントは「フトネ」や「沖ノ島」「白崎」です。
しかし、田子のポイントはこれだけじゃないんです!
洞窟ダイビングでこれまた人気ポイントの雲見のようなダイビングポイントが田子にもあるんです。その存在は前々から知ってはいたものの諸事情でなかなか潜れず…
でも今回やっと潜ることができました。ポイント名は「三ノ浦(さんのうら)」です

水温:23度
透明度:15m

1本目は定番のフトネへ
流れは緩やかで魚影バッチリ!断崖絶壁の根のまわりにキンギョハナダイがありえないほどいて、それを縫う様に大きなヘラヤガラがゆったり泳いでます。根頭だけでも十分楽しめますね。最後は根頭からフロートを上げ流されながらの安全停止、すぐにロープは見えなくなったので予定通りだったのですが、浮上たら潜降ブイからたった20mくらいのところに浮上してしまってビックリ、ほどんど流されてませんでした。水中では流れていたのに…こんなことってあるんですね。




2本目はいよいよ三ノ浦へ
エリア的には外海になります。伊豆半島の崖にあるポイントです。最大水深は−7m!それも潜降地点が−7m、ダイビング中はほぼずっと安全停止水深以浅です。1本目にたくさん窒素が溜まっても全然問題ないカンジ。
で、気になる地形は?
大きく分けて2つの洞窟と1つのアーチ、複数の水路があります。
まずは右の洞窟へ、入り口は大きくたくさんのミナミハタンポの群れがお出迎え、奥行きは深くなく行き止まりですが、途中に別の横穴が空いていて、進むと徐々に蒼い光が差し込んできて縦に大きな穴に変わり外に出られる様になっています。ここにもものすごい数のミナミハタンポが群れていました。水面に顔を出すこともでき、半水面撮影も可能です。
この洞窟の動画です↓



右の洞窟を後にし左の洞窟へ、水面に突出しているアーチをくぐりながら向かいます。
左の洞窟は行き止まりの洞窟です。正確には外までつながっていますが、人間が通れる大きさではありません。狭くなったり広くなったり、ソコソコ奥行きのある洞窟で最奥部ではライトは必須、冒険心掻き立てられますよ。

左の洞窟を出る頃には潜水時間も30分ほどに、ボートに帰る道すがらには水路があります。ダイバー1人分の幅の水路です。ボート下には上部が平たい大きな岩があって、じっくりマクロも楽しいです。この日はメガネスズメダイと言うオレンジ色の珍しいスズメダイを見れました。

三ノ浦、すげー楽しいです。
地形大好きダイバーはヨダレです。差し込む光も綺麗なのでのんびりダイバーにもお勧めできますよ。
注意としては浅いポイントなので、ウネリがあるとほぼダメです。また、浅くても吹き上がらないスキルが必要です。自信がない方は練習してぜひトライして見てください。それだけの価値のあるポイントですよ。


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